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概念化と抽象化を理解する

抽象化と概念化いう作業をご存知でしょうか。さすがに言葉を聞いたことはあると思いますが、この2つの言葉をどこまで理解できてるでしょうか。簡単に言うと、抽象化とは、”複数の事例から共通点を抜き出す作業”を指し、概念化とは、”その共通点を一つの言葉でくくる”ことを意味します。故に、概念化することが抽象化の目的であり、この2つの概念は密接に関係してます。今回は、自分の考えを整理する意味もあり、概念化と抽象化について具体的例を交えて記事にまとめました。

ちなみに、

僕は今も昔も人間関係に悩まされ続けていますが、少しずつ悩みは解消されているように思います。
では、昔と今で何が違うのかというと、”思考習慣”が身についた点が挙げられます。
思考をするということは、物事に向き合うということでもあります。学生時代の僕はといえば、コミュニケーション能力に長けていたわけでもなく、そこと向き合うわけでもありませんでした。
それでは人間関係の悩みなど改善できるはずもありません。

そしてその根幹には、”人の話を正確に理解できない事”と”自分の考えを人にうまく伝える事ができない”事があり、今回はそのためにできる工夫について綴ったエントリーにです。

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この記事を読み終わった後の、理想の状態

個人的に、読者がこの記事を読み終わった後、どんな状態になっていて欲しいか述べておくと、

”概念化とは何か”を理解できてることです。

そして、そのために”概念化が実践できる状態”になってることです。

抽象化とは

それでは、説明に入っていきますが、

先にこの”抽象化”とやらの正体を明らかにしたいわけですが、

狭義の抽象化とは、
”複数の具体例から共通点を抜き出すこと”です。
もう少し分かりやすくすると、”グルーピング”とか”パターン分け”という表現が同じ意味だと解釈してください。

そして、
この抽象化を語る時に切り離せないのが、”概念”です。
抽象化と同様に、”概念化”という言葉も耳にしますよね。

この”概念”を交えて、広義で捉え直すと、
抽象化とは、”概念”と”複数の具体例” の中継点だと言えます。

例えるなら、部長と社員をつなぐ、中間管理職みたいなものでしょうか。

概念と抽象化の関係

それでは、「概念」とはなんでしょうか?
概念とは、「あるルールに則って設定された単語」だと僕は解釈しています。
国の他には、家電、本などがそれにあたる。例えば、日本、アメリカ、ドイツなどを概念化した言葉が”国”です。
そして、この概念を作るためには、「ルール」が必要だと述べました。
このルールを導き出す作業が「抽象化」という事です。

概念化の目的

では、
なぜこの作業をするか。目的は人によって異なると思いますが、例えば

①あなた自身のパフォーマンスを向上させるため

②他者にわかりやすく伝えるため

そして大前提に、まず、
あなた自身が理解するためである事を念頭に置く必要があります。

抽象化と概念化の構造

それでは、先ほどの
”国”という概念を例にあげ、もう少し具体的に話を展開します。

まず下記の項目別の例を確認してください。

【概念】”国”

【具体事例】”日本、ドイツ、アメリカ”

【共通点】”言語がある”、”人がいる”、”国境がある”、”法律がある”

以上を簡潔に説明すると、

日本、ドイツ、アメリカには、上記の共通する要素があり、それらの要素を有する場所を”国”と呼ぼうということです。

ここで一つ注意すべきは、

”抽象化をする目的”です。
その根幹は、物事に対する理解を深めることでした。

この場合、”物事”とは何でしょうか?”国”です。つまり、”概念”がそれに当たります。

もし唐突に、”国って何ですか?”と質問をされて答えられるでしょうか。
無理ですね。なぜなら、国という概念を理解できてないからです。

では、”国”を理解するために何ができるのか?
・・・・・と考えた時に、抽象化が役立つわけです。

概念を理解するまでのプロセス

ここからは、概念を理解するためにもう少し深掘りしたいと思います。

あなたが新しいことを学ぼうとしているのであれば、
その学習の際にも当てはめることができます。

事例を集める

一番最初すべき作業です。”国”の正体を掴むためには、国の”下層”に目を向けます。日本、アメリカ、ドイツというのは、”国の例”であり、こ以上具体化できない固有名詞です。情報収集と言い換えることもできます。

抽象化

ここで、抽象化の出番です。
前のステップで具体例を集めました。これらを比較し、共通する要素を抜き出します。それが、”ルールがある”、”人が生活してる”、”国境がある”などです。

概念化

”国”という概念ありきで考えていたため、抽象化した要素と結びつけることがここでは着地点です。あるいは、抜き出した要素に共通する概念がない時、あなたは新たな概念を生み出すパイオニアかもしれません。総称をつけましょう。それが概念です。

まとめると・・・・
①【具体事例】日本、ドイツ、アメリカ

②【共通点】言語がある、人がいる、国境がある、法律がある

③【概念】国

以上が、概念を理解するまでのプロセスです。

概念化したその先

ここまでが、物事を理解・学習するための”抽象化”の使い方についてでした。
ここで一度、”抽象化をする目的”に話を戻します。

①自身のパフォーマンスを向上させるため
②他者にわかりやすく伝えるため

目的はこの2つでした。
どういうことでしょうか。

①パフォーマンスを向上させる

これは、”結果を出すまでの意思決定を限りなく早くする”ということです。
例えば、営業や就職面接などでがこれに当てはまります。

活動を続けてると、顧客や面接官から反応が得られます。時には、表現が違った質問でも抽象化してみると、同じグループで括れたりするものです。
”この反応の時は、こうやって返そう”と対策を練ることができます。それが、つまり、”パフォーマンスを向上させる”といった意味です。
詳細は下記の記事に譲ります。
http://localhost/wordpress/?p=150

②他者にわかりやすく伝えるため

”国”の例を使って説明します。

先ほど同様、

”国とはなんですか?”

という質問をされたとしたら、どのように答えるでしょうか?

概念を理解する作業というのは、思考を整理することであり、
つまり、体系化することでもあります

トーナメント表のような”階層”をイメージしてください。
国という概念が頂上にあり、その下に、ルール、国境、人など共通要素が並び、さらにその下に、ドイツ、日本、アメリカという具体例が並びます。

あとは、これに従って説明すればいいのです。

国とは、ある規則基づいた地域の総称である。(概念
その規則とは、人が生活し、法律があり、国境を備えた地域のこと。(共通点
例えば、ドイツ、日本、アメリカなどがそれに該当する。(具体例

上記の様になります。

終わりに

最後に重要なことを書いておきたいのですが、

インプット(学習)するときは、ボトムアップ。アウトプット(人に伝達)する時は、アップダウン

ということです。

ちなみに、このエントリーを書きながら上記法則に気づいたわけですが、
こうやって、文章にしたり、図にしてみたりすることで新たな気づきがあったりします。
それはつまり、自分自身を洗練させることであり、悩みや迷いを克服していく作業であるとも思ってます。

何が言いたいかというと、こんなテクニック云々ではなく
まずは”物事に向き合おう”という姿勢が何より重要な気がします。

ですので、
その”心持ち”が整った時に、こちらの記事を参考にして貰えたら幸いです。

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