※この記事は、2022年3月に更新されました。
人とコミュニケーションをとる上で、「相手の考えや気持ちを読み取る」という行為は絶対に避けられないと常々思う。
そこで、今回のエントリーでは、”相手の考えを汲み取る”ための具体的な方法とその意味を紹介しておきます。
なので、この記事を読めば・・・
- 『気持ちを汲み取る』ってどういうこと?
- 気持ちを汲み取るためにはどうしたらいいの?
といった2つの疑問を理解できた状態になります。
「汲み取る」という言葉の意味は?
そこで、まずは、その意味について確認しておきたいと思います。
「汲み取ると」という言葉には、次のような意味があります。
1 水などをくんで取り出す。また、他の容器に移し入れる。「水槽の水を―・る」
2 相手の心情や事情を推し量る。理解する。「先方の意図を―・る」
(引用:goo辞書より)
で、以上を考慮すると、
汲み取るとは、「相手という『容器』から、心情や事情という『水』を、自分という『容器』に移し入れること」の様にイメージ化できそうです。
例えば、自分が良かれと思ってしたにも関わらず、異性や顧客が離れてしまう経験ありますよね?
それは、相手の気持ちや意図を汲み取れていないが故に生じます。つまり、”おしつけ”です。
”意図を汲み取る”こととの繋がり
では、一体どうすれば”意図を汲み取る”ことになるのかというと、自分の頭に直感的に浮かんだ情報を感じとる作業がその1つトレーニングになると言えます。
これは別の言葉を使っていうと、”メタ認知”という表現ができます。
具体例はいくつもあるのですが、今回のエントリーでは一つだけ紹介しておきます。
練習問題〜炎上ツイート〜
下の画像は、大竹さんが過去に藤井4段に対して発言したツイート。
さて、これをお読みになったみなさんは、このツイートに対して、どのような印象を持たれましたでしょうか?
これは練習問題なので、スクロールする前に考えてみてください。
はい
では僕の場合ですが、
最初に頭の中に浮かんできたのは”怒り”でした。
『一体何を勝手な事を言ってるんだコイツは』と。
このことを踏まえて、ツイッタラーの反応をたどってみますと・・・
同様の感情を抱いであろう人達のコメントと、リツイートの数々。
なんとまあ・・・
しかし、芸能界でここまで生き残ってる人が、『自分の発言を聞いた人がどう思うか?』を考えないだろうか。
否。承知の上でしょう。
つまり、この発言の意図は、『聞き手、読み手の感情をあおること』だったと考えられます。
感情に流されてはいけない
意図を読み取るプロセス
以上は一例に過ぎませんが、”意図や相手の気持ちを読み取る”とは、『ある対象から自然と頭に浮かぶ感情やイメージを認知する』ことだと考えることもできます。
”意図を読み取る”と聞くと、意識ごと”相手”に引っ張られてしまいますが、実は、対象を感じつつも意識は自分にある状態なのです。
どうやって鍛えるか?
さて、これで少しは「意図を汲み取る」ということが割と過酷な作業であることがわかっていただけたのではないかと思います。
なぜ過酷かと言えば、「意図を汲み取る」という力は、結局のところ実際の人間関係を通じて養うしかないからです。
つまり、そうなってくると実戦経験を積む場を自ら求めていく以外にありません。
そこで、最後にその力を養うための機会を3つほどご紹介したいと思います。
こくちーず
こくちーずは、全国で行われているイベントを検索するアプリです。
こんなご時世ですから、zoomやskypeを使って地方のイベントに参加できたりします。
「意図を汲み取る」という意味では対面するよりも難易度は高くなるかもしれませんが、イベントに参加するという障壁は下がります。
イベントは無料のものもありますので、一度ご覧になっていただく価値はあると思います。
就労移行支援
あなたがもし求職中であれば、就労移行支援を活用するも選択肢の1つです。
なぜなら、ここも基本は無料で活用できます。
また、あなたと同じように、人間関係に関する悩みを抱えている方が多くいらっしゃるため、悩みを共有しながら、あるいは切磋琢磨して意図を汲み取る力を磨くことができます。
仕事もみつけられて一石二鳥かもしれませんよ!
合コンに参加してみる
最後は、合コンに参加してみるという手段です(笑)
以下のサービスのいいところは、あなたのレベルに応じて難易度を選択できるところです。
例えば、意図を汲むというのは、当然ながら相手が複数の場合に難易度が上がります。
ですが、もしそれが難しいということであれば、まずは1対1でそれを磨くというところから始めることもできます。
そういう意味で⬇︎こちらは比較的取り組みやすいと考えられます。
さて、いかがでしたでしょうか?
もしあなたが「相手の意図が組めずに困っている」ということであれば、3つの選択肢からまずは無料のものを検討してみてください。
それではまた。
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