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誰でもできる!?嘘を見抜く方法

嘘を見抜く方法

先日テレビをつけたら「有吉ダマせたら10万円」をいう番組がやってたので、嘘を見抜く側として視聴していたら、百発百中で嘘を見抜くことができたこともあり、忘備録として残すことにした。また、キーワード調査から察するに、男女問わず”パートナー(彼氏や彼女or夫や嫁)の浮気ないし不倫を見破りたい”というニーズがありそうですが、手順通りやればかなり再現性は高いと思うので、ぜひ検証して欲しい。

ちなみに、上記番組で僕が視聴していた内容は以下の通りである。

カンニング竹山⇨3人中1人だけいる有名人の兄弟を当てよ

若槻千夏⇨3人中1人だけいる150万円かけて整形した人物を当てよ

村上佳奈子⇨フィギュアスケートに関する2択のうち本当の選択肢を当てよ

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その方法とは?

はじめに、答えを述べておくが、それは、相手のノンバーバル情報を注意深く観察することにある。ただ、それ自体は真新しいことではないため、この記事では”具体的にどうやって?”の部分を深掘りし、最後にその原則にしたがって観察をすることで嘘が見破れるところまで実感してもらおうと思う。

刺激を与えて反応を観察する

相手の嘘を見破ろうとする際には、刺激を与えて反応を誘発するというのが大原則となる。ここで言う”刺激”とは、”質問”を投げかけることでも、”物を渡す”、”じっと見つめる”など相手への働きかけのことをさす。

嘘をついてない時の反応を知る

嘘を見破ると言うことは、逆説、嘘をついてない時の反応を知るということでもある。つまりは、嘘をついている時の反応嘘をついていない時の反応比較論で相手の嘘を見破ろうといのが僕の主張である。

観察すべき標的反応

以上を踏まえ、具体的に観察すべき標的反応を示していくことにする。

強調反応

強調行動は、真実を述べる人間に見られる反応である。例えば、力強く身振り手振りを使ったり、あるいは、同じ反応が連続して見られる場合もそれは強調行動である。ということは、相手が嘘をついてる場合、この強調行動は確実に減少する。

遠ざかろうとする反応

嘘をつくことに少しでも罪悪感や嫌悪感がある場合、人はそこから遠ざかりたいと考える。それは、往往にして、目線や上半身に多々あらわれる。

自分を守ろうとする反応

先ほど同様、嘘をつこうとする場合、そこには”緊張”が伴うものである。そしてその緊張は口や呼吸、腕や足などにあらわれる。

言語と非言語の不一致

やってみるとわかるが、僕たちは言語と非言語を不一致にさせて会話をすすめることが困難だ。例えば、”はい”と言いながら、”首を横にふる”。あるいは、”何も聞こえない”と言いながら目を抑える反応をすることは、遅延を伴うはずだ。しかし、口では嘘をつきながらも、ノンバーバル情報が本音を語ることがある。

具体例の抽出

観察手順と標的反応がわかったところで、今回の題材となった動画を用いてその内容を検証していくことにする。

カンニング竹山の場合

まずは、カンニング竹山の持ち込み、”本物の芸能人の兄弟を当てよ”というテーマを検証する。

唇を結ぶ動きと体の揺れ

問題の内容は、次の3人から本物の芸能人の兄弟を当てるというもの。

誰が本物の芸能人の兄弟or姉妹か当てよ。

A:戸田恵梨香の妹

B:城田優の兄

C:野口健の弟

この問題は、第一印象でAが正解だと思った(普通に顔が似てるため)のだが、質疑応答の部分で何か違和感を覚えた。というのも、Aは唇をキュッと結ぶ回数が多いのである。これは緊張からくる唇の乾きと防衛によるものだと考えられる。また、Aは最初の有吉からの「お姉ちゃんと仲良い?」という質問に答えながら、身体の前後の揺れが確認できる。一方、Bは最後まで身体のブレがなく、口元に笑みは浮かべるが唇を結ぶ反応がほとんどない。そのため、最終的にBを選び、これは正解。

正直者は遠ざからない

続いて、カンニング竹山の2問目。

誰が本物の芸能人の兄弟or姉妹か当てよ。

A:波瑠の妹

B:デューク更家の弟

C:桑田真澄の弟

この問題は割と簡単だった印象。嘘つきの反応というよりは、典型的な正直者の反応で正解を見極められるいい例。正解はCなのだが、身体が終始直立不動。かつ、受け答えの際の目線も相手を直視している。一方Aは、有吉からの「波瑠さんが妹のTVオファーにOK出すとは思えないんだよな」と言う発言に対し、”唇を舐める”反応を観察できる。Bは、質問のたびに、目をつぶる時の反応に力みが感じられることから、これらの反応が嘘をつく際の緊張からくるものだと判断した。

村上佳奈子の場合

続いては、村上佳奈子の持ち込み、フィギュアスケートに纏わるクイズ全2問を検証する。

息や唾を飲む

これは村上佳奈子が嘘を述べているワンシーン。問題は次のとおりである。

村上が浅田真央よりも新聞記事に大きく一面を飾った理由はなに?

A:顔に巨大な顔が止まった

B:衣装が届かず似たTシャツで滑った

村上がAの説明をしてる際の呼吸の乱れや唾を飲み込む回数を観察した後、同様にBの際のそれを追うとより顕著に表出されている。つまり、Bは嘘を述べるために現れた緊張からくるものであり、その反応が明らかに強まっている。事実、この問題の正解はAだった。

”できます”と言いながら手を横にふる

村上佳奈子の2問目。問題は次のとおりである。

2003年の世界選手権で、荒川静香がみせた嘘みたいな凄ワザはどっち?

A:脱臼した肩をスピンの遠心力で治した

B:ほどけた靴紐を演技中に直した

出題後に質疑応答があるのだが、Bの選択肢に対して有吉が「そんなことできるの?無理でしょ」と述べた直後、村上は、「できますよ普通に」といいながらも手を横にふっているのである。ただしこのケースでは、有吉とのやりとりから判断するに、おそらくBの動作は誰でもできるのであろう。なので、村上としては、「誰でもできるわけではないですよ」と言いたかったのだろうが、思わず正直に答えてしまったと見受けられる。いずれにせよ、言葉と行動が不一致な場合は”なぜそうなったか?”と違和感を持たねばならない。若干特殊なケースではあるが、言語と非言語の不一致に注意を払うという意味でピックアップしておいた。

若槻千夏の場合

最後に、若槻千夏の持ち込みクイズを検証する。

乾く唇と伏し目

3人中1人だけいる150万円かけて整形した人物を当てよ。

A:トキザキさん

B:ツカモトさん

C:なつみさん

この問題は、最終的にAかBでかなり迷ったのだが、僕はAを選んだ。その理由として、上記3人が登場した直後に若槻が、あたりで「みなさん、この中にですね。1人だけ150万円かけて整形をした方がいます」と紹介してる部分にある。この際の3人の反応を同時に見てほしいのだが、1人だけ顔を下に向けて、口元を「はい」と動かしてる人物がいる。それが”A”である。故に、僕はこの時点で正解がAではないかという仮説を立てた。そしたらあとは消去法。

まず、Cは有吉の質問に対し、目線が泳ぎすぎなため高確率で嘘つき。Bは迷ったが、有吉からの”整形のお金はどうしたのか”や”親の反応はどうだったのか”という質問に対し”唇を舐める反応”があったことからBも嘘つきの可能性が高い。以上を考慮すると、有吉の質問に対するAの反応が一貫して冷静で、身体も目線もブレないことから最終的にAであると判断したのである。やはり正解はAであった。

実践問題

ここまでの説明を理解し、観察すべきポイントを抑えたら最後にこの下の動画でその実力を確かめてほしい。青山テルマの母校巡りに登場する”懐かしの人物が本物か偽物か”を当てる企画になっていて、全4問出題される。僕の正答率は3/4(75%)であったが、その解説も後日更新していくので、まずは自分でトライしてから照らし合わせを行っていただきたい。

真実を話している時のノンバーバルをよく観察する

まずは、青山テルマの母校紹介から始まるのだが、1問目までは本当のことを言っているため、ここでの非言語情報をよく観察して基準を作ることが非常に重要となる。僕の印象では、身振り手振りが多く、たどたどしさはないが力強い印象を受けた。例えば、開始早々にシアターの紹介をしてるが、「こっちがシアター」と言いながら腕をまっすぐに伸ばし、指を大きく開いてる。また、「ジャズのコーラスに入ってたから」と言いながらステージをポンポンと繰り返し叩いている。これもどうやら強調行動の様だ。表情から得られる情報は、「MayJと同じクラスで・・・」と述べている際に、まゆがあがり、目を大きく見開きまばたきが非常にゆっくりとしてる。

教室で待つ先生

僕はこの先生が嘘の恩人であるという結論を出した。その理由は以下の通りである。まず、再会をしてハグをする前の行動。これが怪しい。ハグするために、両腕を広げているのだが、手に力が入っておらず、先ほど母校のシアターを説明する際に見られた手の指の開きが見られない。つまり、強調行動がない様に思われた。また、先生が「思い出たくさんあるよ」と言った直後に、青山テルマが「そう、みんなの前で歌ったの」と応答しながら、壁際まで下がり、肩が上がっているのがわかるだろうか?これは回避と防御の反応である。

一方、映像がスタジオに切り替わり、有吉からの「何年ぶりくらいに会ったの?」という質問に対して、目を合わせず、かつ、あごに手を触れながら答えている。目を合わせないのは嘘つきの反応であり、アゴを触りながら話すところもその不安感を物語っている様に感じられた。なぜなら、「12年ぶりに母校に帰った」と述べる際には顎に触れていないにも関わらず、「だから、そのぐらいですかね(再会したのが)、先生に会うことってそんなにないじゃないですか?」と説明する際には顎に触れながら話しているからである。つまり、12年振りに母校に帰ったのは本当であるが、先生に再会したことはブラフである可能性が高い。その後の「だから、めちゃくちゃ久しぶりでしたね」というセリフも、同様に目を合わせず、アゴに触れながら受け答えをしてるのだが、決定的なのは、母校紹介には見られたジェスチャー、つまり強調行動が少ない。結果は、案の定、嘘の恩人であった。

バスケをする友人

2人目の思い出の人物は、青山テルマの友人”サム”さん。この問題の最終的な僕の結論は、かなり迷ったが、”本物の友人”だと判断を下した。というのも、問題開始直後のハグから、本物の友人の可能性が高いと僕は見立てた。その根拠は、彼女に特有の強調行動、”ポンポン”が出たからである。ハグしてる時のサムさんの後ろに回した手を確認して欲しい。ただ、その直後の映像から少し疑問が生まれたのだ。というのも、サムさんの発話を聞いていると「元気ですか?」と敬語だったり、終始横揺れが止まらないのである。一方、青山テルマはというと、体のブレがなく、ランダムファイトの話で「次、ドアから出てきた人と喧嘩しろ」と言いながら、まゆが上がるところを観ると少なくともこの話はどうやら本当である。

しかし、このままでは半信半疑だ。そこで、スタジオでの反応を観察してみると、有吉が「さっきの芝居に比べるとナチュラル」と述べた直後の反応に対し、背筋を伸ばし、目線が泳ぐわけでもなく、ゆっくりと頷きを繰り返している。これは、嘘つきの反応ではない。しかし、1つ気がかりなのがサムさんの体の横揺れである。もしサムさんが本物の友人なら、なぜ、揺れていたのか?おそらく、あれは、カメラ慣れしていないことからくる緊張だったのではないだろうか。そうすると辻褄があう。事実、このサムさんは本物の友人であった。

筋トレする友人

3人目は筋トレする友人の”ジミー”。この問題は、僕が唯一不正だった問題だったのだが、この2人は”本物の友人だろう”という見立てで、動画を視聴した。その理由は、最初のハグのシーンにある。今回は、サムの時と異なり、ハグした際の青山テルマの手が観察しやすいアングルになってるのだが、間違いなく”ポンポン”と手を繰り返し叩く強調行動が確認できる。一方で、青山がジミーを紹介してる最中に、ジミーの体の小刻みな揺れ唇を結ぶしぐさ、唾を飲み込んでる様子から、緊張と不安が伝わってくるのである。しかし、先ほどのサムの事例があるように、これはカメラ慣れしてないことからくる反応である可能性が高いとこの時点では考えた。問題は次である。ジミーの国籍について質問された後、青山が「ハーフ?」と問い直す場面があるのだが、ジミーが歯をだして”ニコッ”とすると、青山は、近くにあった棒に身を隠すのである。また、サムに比べると立ち位置に距離があったことも考慮すると、最終的に、嘘の友人だろうと判断を変えてしまったのだ。

なので、身を隠すとか、立ち位置の距離をとるといった反応が観られたのは、ジミーの緊張が青山に伝染したためと分析できる。青山が身を隠す際に「めっちゃかしこまってるじゃん」と発言がそれを裏付けている。それは、後になってわかったことだが。また、その後の立ち位置がサムに比べて距離があったのは、先ほどの緊張の余韻による効果もあるかもしれないが、もしかしたら、サムに比べて再開までの期間が長かったのかもしれない。

元カレの黒人

最後の登場人物は、青山テルマの元カレを名乗る黒人男性。僕の最終的な判断は、偽の知人であり、事実これは演技であった。根拠となるのは3箇所。まず、ハグした時の強調がなかったこと。ジミーの時にあった、手を”ぽんぽん”する動きがなく、手をそっと彼の背中に添えるだけで反応が消えている。次に、その後のやりとりにも注目すべき所がある。元カレが「You look good」と述べ、青山が「You look good too」と返した直後、お互い体を半歩引いて距離をとっている。この行動があまりにもよそよそしい。最後に「彼氏に私ジュリって呼ばせちゃうんですよ」と青山がこれも口を覆いながらコメントするが、今までの映像にはこの反応がなく、嘘を隠したいが故にでた反応だと考えている。

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