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人間にストレスは必要なのか?

ネットサーフィンをしていたら、こんな文面に出会ったので思いつきで記事にすることにした。

”精神の健康のために、精神的ストレスを減らすべきだという主張がある一方で、人間は悩むことによって精神的に成長するのだからストレスは必要であるという主張もある”

これに対する僕の見解は、双方のバランスをとることが何より重要だと考えている。なぜなら、精神的ストレスの過剰が原因で不調をきたしたこともあれば、悩むことによって成長を実感した経験もあるからだ。

ストレスを過剰に感じている人は、どうしても良い側面が見えなくなりがちであるため、この記事がそういう人達にとって、冷静さを取り戻すためのきっかけになればいいと思う。

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精神的ストレスを減らすべきだと考える理由

個人的な経験で言えば、仕事が身近な例としてあげられる。僕は4社で営業の経験があるが、数字が伴わない場合の上司からのプレッシャーはどこも凄まじいものがあった。

車や電車移動も注意が散漫になり、何をするにも無気力だが、気は休まらない。食欲は低下し、夜も眠れず、背中には原因不明の痛みがあった。今思えば病院にいけよと思うのだが、当時はその冷静な判断力する奪われていた。完全に心の問題を抱えていたと思う。

僕の場合、どうにか自力で切り抜けることができたが、就職して 3年以内に離職する若者が多いことや、先進国の中でも自殺者が多いという事実を考えるとき、”精神的ストレス”を切り離して考えることは非現実的であろう。

人間は悩むことによって精神的に成長すると考える理由

一方で、ストレスを減らしすぎることがよくないとも思う。なぜなら、プレッシャーがないことは無責任へと繋がり、さらには、無秩序へと繋がっていく。秩序の欠如は、ブラック企業やいじめなどの社会問題を促進することになりかねない。その状態が、精神的ストレスが少ない状態とは到底思えない。

また、話を僕自身の営業経験に戻すが、先の切羽詰まった状態だったからこそ”新たな発想”や”上司からの負荷がなければしなかったであろうアクション”により、その場面を切り抜けることができたとも思う。それは、”ストレスへの対処法を身につけた”ということでもあり、”できることの幅が広がった”という意味でもある。そしてこの体験こそが”精神的な成長”だと考えている。なぜなら、これまでストレスであった対象がそうではなくなるからだ。

よって、どちらが不要で、どちらが必要なのか?と問われれば、

どちらも必要であり、大事なのはそのバランスである』というのが僕の答えだ。

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