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”心の問題”とは何か?

ずっと気になっていたテーマが言葉にできるようになったので書く。

”心の問題”について

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心の問題とは何か?

一文で定義すると、「人との関わりが一方向的、かつ、それが継続的な場合に起きる冷静さを欠いた状態」のことを示す。逆説だが、「人との関わりが双方向的であれば心の問題は生じない。あるいは、一方向的であってもそれが瞬間的であればやはり心の問題は生じない」からだ。

一方向的とは?

僕たちの社会生活でもっとも分かりやすい例に”挨拶”がある。あなたが、同じコミュニティの人間に「おはよう」と声をかけたことを想像してほしい。普通は、その人間からも「おはよう」と返答があることを期待する。仮に、返答がなかったとしたらあなたはどんな気持ちになるだろうか?ここでいう前者が、「双方向的」、後者が「一方向的」なケースだ。

継続的とは?

これは言葉の通りで、先の「一方向的な挨拶」が”今日だけ”なのか、それとも”明日も明後日もそれ以降も続くのか”を想像してもらえれば、どちらが苦痛かは容易に伝わるはず。この”継続的”という要素は重要で、”一方向的なやりとり”が一度瞬間的な出来事ならば、杞憂程度ですむ。しかしながら、これが続くからこそ不安、悲しみ、孤独、怒りなどの感情が膨れ上がるわけだ。

つまり、”心の問題”が成立するためには、”一方向的”と”連続的”の2つの要因が条件となる。

最後に

今回僕が”心の問題”を取り上げたのには、色々理由があるのだけど、結局のところ、”心の問題”は人間関係によって生じるからだ。”心の問題”と聞くと、”個人の問題”であるかの様に感じるけれどそうではなく、周りを取り巻く人の存在と、その人達同士の相互関係の上に成り立つ問題だと言える。なので、記事の中でも触れたけど、ある場面の人間関係だけ見ていたのでは定義を出すことなどできず、今回の記事を書くにあたり、事例を集めて、共通点を抜き出して、それを言葉にするという作業を繰り返した。しかし、その思考過程を伝えようとすると、どうしても文の羅列が続き、返って伝わりづらくなってしまう。故に、今回は”心の問題”に関する定義が分かり易く、”伝わるかどうか”を優先した。

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