人間関係を整理するための方法

人間関係に悩みを抱えていて、「人付き合いが苦手だ」、「人付き合いが疲れる」とか、「友達と一緒にいることすら疲れる」という状況であるのならば、人間関係を整理することでまずは、あなた自身がその人にどう向き合うかを考える必要があります。

今回はその具体的な核心の部分に入る。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




人間関係を整理するとは?

2つの言葉の定義をそれぞれ確認すると、

人間関係とは「人と人との間に存在する、利害関係」のことで、

整理とは「ある規則性に沿って物事をわかりやすくすることと定義した。

つまり、人間関係を整理するとは、「自分と他者の間にある利害関係を明らかにし、その利害をある規則性に沿って分類すること」と考えられる。

では、規則性とは何か?という話になるが、それを理解してもらうのが今回のテーマ。

具体的な整理手順

人間関係を可視化するために、僕がやっている手順を残しておく。

コミュニティを捉える

まずは、自分が過去に携わったコミュニティを明確にする。小学校、中学校、高校、大学、職場A、職場B、職場C・・・・という感じ。できる事なら自分を中心に置き、一目で全コミュニティ可視化できることが望ましい。グーグルスライドで見本を作ったので参考にしてほしい。中身は以下の通り。

コミュニティ整理

ちなみに、

僕のようにPC管理で、コミュニティを細かくすると、確実に一枚でまとめることは不可能なので、スライド1枚につき、1コミュニティにするとか工夫が必要。そして、こういう自分なりの決め事が、規則性を作る作業なわけだ。

登場人物をコミュニティ内に配置する

コミュニティを書き出したら、次にするのは、そのコミュニティで関わった人たちを、自分の記憶にしたがって配置していくこと。とにかく思い出せるだけ人物を列挙していく。

イメージ②

登場人物をかきだす

利害関係をとらえる

登場人物の列挙を終えたら、その中からコミュニティを1つピックアップし、関係性を具体化する。そして、関係性を具体化するために、事実・感情・思考・解釈を正確にに捉える作業が必要になる。

そこで、その例を

”優越感”と”恐怖”で成立したカップルを例え話にあげて説明したい。

”数年付き合ったカップルの彼女が、ある日、勤めていた会社で急に残業を求められた。普段こんなことはなく、彼女は「仕事だから仕方ないか」とそれを引き受けるのだが、普段通りの時間に、帰宅しなかったことに彼氏が激怒。「そんな会社はブラック企業だから」と会社にクレームを入れる。彼氏の行動によって、会社に居づらくなった彼女は「会社をやめたい」と彼氏に伝えるが、「そんなことで辞めるな。根性なし」と言われる仕末。同僚や先輩から、避けられる日々が続き、彼氏に再度やめたい旨を伝えるも、それがきっかけで別れ話に発展。散々罵倒された後、「本当に別れるんだな?、許してほしい?、仲直りしたい?」という言葉を投げかけられる。しかし、彼女には、結婚願望があり「私には出会いもないし、この人を逃したら私をもらってくれる人なんていない」と考えているため、「悪いのは自分だ」と思い彼氏のこの言動で自分が謝りもとの関係に戻ってしまうのだ。”

と、

このような仮想の悩み設定を題材にして人間関係を整理する。

事実関係の整理

まずは、事実関係をシートのステップ②に書き出します。事実なので、実際に自分や第三者がとった行動をありのままに記述する。自分の主観や解釈は入れない。だだし、事実にも様々な種類があるので、いくつかに分類するのが望ましい。下記の例では①発言と、②出来事の2種類があります。また、時系列がわかるように番号もつけておくと後々わかりやすい。

事実関係の整理

己の感情と思考を加える

続いて、この事実に対し、自分がどのような感情か思考を抱いたのかを書き込みます。下記のスライドでは、緑のボックス内に記述しました。

感情と思考

①彼氏が会社にクレームを入れた後、彼女は会社の人達から避けられるようになった(事実・出来事)②この出来事に対し、自分はもうこの会社にいたくないと感じ(感情)、③そのためにその旨を彼氏に伝えようと考え(思考)、④それを実行したわけだ。(事実・発言

そして、この場面で特に注目したいのは、”感情”の側面。なぜならば、”人間関係とは、その定義”によれば、”特に”その心理関係を重視しているからだ。

そして、上記スライドで言えば、彼氏が会社に入れたクレームは、巡り巡って、彼女の内面に嫌悪や不快を生み出している。また、喧嘩直後の仲直りしたい?という脅しによって、彼女は、”恐れや不安”の感情も抱いている。これは、紛れもなく彼氏が彼女に対し不快感や恐れなど、負の感情を献上しているに他ならない。

また、感情と思考は次の事実に繋がっていくため、この2つを冷静に見定めることが自分の行動を冷静に見定めることに繋がっていく。

他者への解釈を加える

自分自身を客観視したところで、次は、相手が引き起こした事実(発言や行動)に解釈を付け加える作業をおこなう。スライドには、黄色のボックス内に書き込みを入れた。

解釈

僕の解釈としては、この彼氏は、普段から彼女に苛立ちを感じており、その度に、優越感を得るために、一連のやりとりを繰り返してのだと思う。なぜならば、「仲直りしたい?許して欲しい?」という言葉には、”彼女が絶対に許しを乞うという確信を持っている”というニュアンスが含まれるからだ。

彼氏と彼女の対価交換を整理する

これで、このカップルがお互いに何を差し出して成立した関係なのかが明確になった。

彼女は、彼氏に”苛立ち”と”優越感”を献上しており、逆に彼氏は”不快”と”恐怖”を献上している。

そして、この関係性はバランスがとれていないと考えられる。なぜなら、彼氏は優越感というポジティブな感情を獲得しているが、彼女が獲得しているのは、不快感や恐怖などのネガティブな感情なだけだからだ。

しかし、これはあくまで僕の主観による解釈であるため、当然物の見方に偏りはあると思う。故に、自分自身でこの作業を行い、利害関係を捉えていく必要がある。何故ならば、自分自身の情報を最も多く持っているのは自分自身だからだ。

まとめ

この一連の作業をまとめると、

①自分が関わっている(いた)コミュニティを列挙する

②人間関係を整理したいコミュニティを選択する

③そのコミュニティ内の登場人物を列挙する

④自分と個々人と利害関係を明確にする

ちなみに、今回は説明を簡略化するために、登場人物が少ない事例を選んだが、会社内や大学のサークル、バイトなどでは、人間関係が複雑に入り組むため、自分と個人の利害関係を明確にする作業を繰り返さなければならない。そうすることで、自分自身がどのようにそのコミュニティに関わるのか、その中の個人に関わるのかという具体的な部分が見えてくるのだ。

もし、あなが、人間関係に悩みを抱えていて、「人付き合いが苦手だ」、「人付き合いが疲れる」とか、「友達と一緒にいるのも疲れる」という状況であるのならば、あなた自身がそこに向き合ってみてはいかがだろうか。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする