やまだです。
このエントリーでは、僕らが日常を過ごす上でよく経験する、考え方のクセの1つ
「自己関連付け」についてを具体的に掘り下げてみたいと思います。
初めまして。 心理士のやまだと申します。 普段は心療内科でカウンセリングしたり、就労移行支援で心理教育をしたり、コールセ...
スポンサーリンク
自己関連付けとは
何か嫌な事例が起こった時、「自分に責任がない様な出来事に対しても自分のせいにしてしまう」考えのクセ、これが「自己関連付け」です。
例えば
最近、コロナウイルスへの感染によって志村けんさんが亡くなりました。
これをあなたは誰のせいだと思いますか?
僕は、「誰のせいでもない」と思うのです。
仮にもし、責任の所在を特定するのであれば、その行動をコントロールしていた
「本人」かもしれません。
あるいは、個人のみならず、こんな状況にも関わらずも関わらず営業をしているお店かもしれません。
あるいは、そのしなければ生活できなよいようなシステムを運営している国にあるかもしれません。
このように考えると、やはり、「誰のせいでもない」と思うのです。
ましてや、それが「自分のせいだ」と考えるような人は稀です。
しかし、「自己関連付け」という考え方のクセがある人は
そのような関連性がない事象の責任の所在を自分におくのです。
これが、「自己関連付け」です。
さて、いかがでしたでしょうか?
今回は以上になりますが、僕はツイッターでも認知行動療法(ACT含む)に関する情報を発信してますので、気になった方は、↓↓ぜひフォローお願いします。
参考書籍
最後に参考書籍を載せておきますので、気になった方はコロナ疲れのおともにどうぞ。
①マンガでわかる認知行動療法
②認知行動療法トレーニングブック