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不眠症の症状と分類

不眠症の症状と分類

不眠の4大症状については、別エントリーで述べましたが、今回はそれらの症状が世代ごとにどの様に異なるか?どの様な経過を辿るのか?そしてどの様に分類されるのか?といった疑問を解き明かしたいと思います。

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世代ごとに生じやすい不眠症状

不眠の4大症状の中で最も多く訴えられるのは、『入眠障害』です。

入眠障害の意味がわからない方は⬇︎⬇︎から。

何を隠そう、僕は心療内科で働いていたりするのですが、 インテークで聞き取りしてると、まあ、不眠の症状を訴える人が多いで...

ちなみに、下の図版は、世代ごとにあらわれやすい不眠症状を示したものですが、ご覧の通り『入眠障害』はどの世代にも起こりうる症状というわけですね。

世代ごとに生じる不眠症状

不眠症状の経過

では、先ほどの様にあらわれた不眠症状はどの様な経過を辿るのでしょうか?一般的に、初期に入眠障害から始まることが多く、時間の経過に合わせて症状がアドオンされていくのが特徴です。図版はイメージを掴んでもらうことが目的で作成しましたが、必ずしも症状がこの順に増えていくという事ではありませんので悪しからず。

不眠症状の経過

不眠症の症状で最も多いのは『入眠障害』と『疲労感』

と、まあこんな感じで不眠症状は変化するのですが、『不眠症』と診断されるためには、不眠の他に『日中の生活に支障があること』が診断基準としてありましたね。

不眠症の自己診断をしたい方は⬇︎⬇︎から

さて、前回投稿した、下記の記事で、『不眠症』がどのような病態であるか。その全体像を明らかにしました。 今回は、「自分は...

そして、『日中の生活における支障』に関する部分で、最も多くクライエントから述べられるのが『疲労感』です。困ってしまうのは『疲労感』があるからその当人は『寝たい』と思うわけですよ。にも関わらず、『寝れない』ということになるわけです。不眠症って。だから辛いんですね。そうすると、ご想像の通り、悪循環に陥るわけです。

 で、この最初の不眠のきっかけって、ストレスとか心理的要因が引き金となって生じます。例えば、上司から毎日ダメ出しされるとか、他には、離婚、転居、家族の死去の様なライフイベントなどがあります。

ただ、その様なイベントがあれば誰でも一時的に眠れなくなることってまああると思うんですよね。僕もありましたし。そういう心理的要因がきっかけで一時的に眠れなくなることを『急性不眠』と言ったりします。

これに対し、ストレスが去ったにも関わらず、引き続き眠れないと訴える人たちがいます。この様な症状を『慢性不眠』と言うわけですね。そして、この様な慢性不眠に『精神生理性不眠症』という名称がつけられてます。

不眠症の分類

この様に、『不眠症』と言われその言葉が一般的に認知されてますが、先ほどの『精神性理性不眠症』の様に、症状を細く区別して分類された下位概念が存在します。ここでは、それらについて簡単にまとめて起きましたので、自分がどれに該当するのか?それを知るだけでも症状改善のヒントがあるかもしれませんよ。

最初にその全体図だけ示しておきます。全部で9つの分類がある様です。

不眠症の分類

適応障害性不眠症(急性不眠症)

特定できるストレスにより生じるものの、ストレスがなくなると解消する、短期間の不眠症のことです。光が眩しくて眠れないとか、工事の騒音がうるさくてねれないなどの環境要因により引き起されます。30-40代の中年になると、この急性不眠、あるいは、精神性理性不眠症の割合が高くなるようです。

精神生理性不眠症

これは先ほども説明しましがね。ストレス(心理要因)の消失後も、覚醒レベルが高まり、睡眠の妨げとなるような連想によって引き起こされる慢性不眠症です。

逆説性不眠症

実際には十分眠れているのに「1ヶ月間全く眠れてない」などのように、不眠の乖離を訴える症状が逆説性不眠症です。この症状を考えると、不眠症の症状の1つである、『熟眠障害』なのでは?と思いましたがまだよくわかってません。わかり次第ここは更新しておきます。

特発性不眠症

乳幼児あるいは小児期の初めに発症し、一生にわたり不眠を訴えることがあります。

精神疾患による不眠症

精神疾患によって引き起こされる不眠症。

不適切な睡眠衛生

睡眠を妨げる習慣や嗜好品の摂取、日中に十分目を覚ましていないことなどの不適切な行動によって生じる不眠症。

小児期の行動性不眠症

寝入るのに不適切な習慣づけや、しつけ不足により引き起こされる不眠症

薬物または物質による不眠症

薬やカフェイン、アルコールまたは食物の摂取、麻薬や環境毒素が原因となって引き起こされる不眠症。

身体疾患による不眠症

身体疾患や他の身体的な要因によって引き起こされる不眠症。

ガイドラインによる不眠症の分類

ちなみに睡眠障害のガイドラインでは

不眠症は、持続期間と原因とを組み合わせることによって、一過性不眠、短期不眠、および長期不眠の大きく3つに分類される。

(引用:睡眠障害の対応と治療ガイドラインp101より)

と述べられています。

そこで、先ほどの症状分類をこの枠組みに当てはめてみると、以下の様になるのでしょうか。

ちなみに、一過性不眠の持続期間は数日、短期は1〜3週間、長期は1ヶ月が目安となっている様です。

ガイドラインによる不眠症の分類

ただし、この枠組みへの当て込みはかなり主観が入ってますので、要注意。ただしい分類がわかったら更新しておきますので悪しからず。

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