フォーカシング(focusing)

フォーカシング

ジェンドリンが提唱した、心理療法のフォーカシングについてまとめました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




定義

フォーカシングとは、クライエント中心療法を考案したロジャースの共同研究者であるジェンドリン(Gendlin,E.T.による心理療法のこと。フォーカシングの目的は、フェルト・シフトに至る過程を援助することである。

フェルト・シフト

フェルト・シフトとは、クライエント自身がフェルト・センスに気づき、その理解を深め、言葉などによって表現することが可能となった時に、滞っていた感情の流れが自己を成長させる方向に流れていくこと。

フェルト・センス

フェルト・センスとは、漠然と言葉にできない感情が身体感覚として体験されること。

人間性心理学に関連する心理療法

フォーカシングは、ロジャースに代表される人間性心理学の観点からアプローチする心理療法の1つであり、関連する心理療法には、ロゴセラピーやゲシュタルト療法などがある。

ロゴセラピー(実存分析)

フランクルによる心理療法。人間をいかなる状況でも価値を追求する自由と責任をもつ存在と考え、人生に価値と目的を見出せない時に空虚感を経験し、欲求不満状態に陥るとして、アプローチする。

代表技法には、反省除去や逆説志向がある。反省除去とは、意味や価値のあることに注意を向けさせて症状から解放させる方法

逆説志向とは、症状を過度に意識する患者に、敢えて意識させる方法。例えば、不安を抱きやすい患者に、より不安を抱かせることなどがある。

ゲシュタルト療法

パールズによる心理療法。ゲシュタルとは、全体性のことで、排除されていた自己の部分を結合し、全体性の回復を重視する心理療法のこと。

代表例には、エンプティ・チェアがある。空席にもう1人の自分を座らせて、架空の会話を行う方法。会話の中から、自分の気づいていなかった”今、ここ”の自分の姿に気づき、自己を統合させていく。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする