ここからは有料版になってます。↓↓からの続きです。
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第3章 〜学習ステップ〜
何かを学ぶ際に重要な事は学習の手順を知る事です。更に、より質の高いPDCAを回す時は、ゴールまでの道筋を把握し、今自分がどのフェーズにいるのかという事を日々意識しなければなりません。そのために、ここで学習マップを確認してください。
フェーズ①〜意識づけ〜
何よりも最初に実行しなければならないタスクです。なぜか?人間は忘れる生き物だからです。ここでの査定項目は2つ。①方法は適切か②頻度は十分か、をチェックしましょう。僕が取り入れているのは・・・
1、iPhone、iPad、Macのトップ画の変更
2、上記Apple製品のスケジュール機能で15分ごとにリマインド
3、プライベートバッグ、ビジネスバッグに学習マップ図を入れておく
4、部屋の冷蔵庫、TV、トイレ、ドアに貼り紙
5 人と会う直前に見る物へ貼り紙
以上5点です。もちろん人によっては、リマインドを10分に1回、貼り紙を洗面所の鏡、クローゼットにもするとか必要があるかもしれません。日々、週、月の反省で修正を加えていきましょう。日常で忘れてしまっては意味がありません。ボケられる場面でなくとも、ボケを意識して相手の話を聞いているかどうかが重要です。
フェーズ②〜理解〜
『理解』という言葉を辞書で調べてみると、『物事のしくみや状況,また,その意味するところなどを論理によって判断しわかること。納得すること。物事の道理や筋道が正しくわかること。』という定義をされています。先ほどあげた『ボケのメカニズム』とそのスキルを習得するまでのプロセスが説明できればいいわけです。とはいっても、初期の段階から全てを理解するというのは無理なので、それを踏まえて下記の取り組みをしています。
1 自分なりにボケの定義をする
箇条書きでIphoneにメモする。『ボケってどういう事なんだろう?』と意識を持つと、日々の生活やTVなどを見るときにフィルターがかかります。それこそが意識付けの効果なのですが、そうする事によって自分なりにボケに対する気づきがあるはずです。その気づきを整理しましょう。
2 マップの可視化
ブログだと文面のみですが、左脳だけでなく右脳で理解するためにもステップを紙に書き出しその紙をコピーして意識づけにも使います。
3 文章にする
文字として起こす事で頭の中をより整理できます。私自信もボケのスキルを習得するためにこのコンテンツを作成しました。
フェーズ③〜探す〜
続いては探すフェーズです。ここで意識づけがしっかりできているかどうかが如実にでます。1日を振り返って自分に『ボケを意識して探していたか?』問いかけてみてください。もしできていたならすぐに思いつくはずです。なぜなら、探すことに注意をしていたので、記憶に強く残っているはずです。もし思いつかないのならば、意識づけが足りません。もしくは、意識づけするタイミングや方法に原因がある事がほとんどです。実際に日常で人と会うタイミングは1番重要ですが、特に意識をする事が難しいです。例えば、カフェ、買い物、顧客、同期との電話などがあります。なぜならば、ボケる事が『主目的』ではないからです。カフェに行く時は、メニューを選ぶ事に、買い物であればお目当の品を探す、顧客であれば製品の説明などです。意識を向けるにも限界があり、リソースとして捉えなければなりません。だからこそ、このフェーズがうまく行ってない時は、意識づけをよく見直す必要があります。財布に貼り紙をしたのか? 貼り紙は見たのか?いくつも質問を自分になげかけましょう。また、カフェとか電車の中とか人が隣で会話してる時に聞き耳を立てましょう。そこでボケるチャンスを探しましょう。
フェーズ④〜題材の発見〜
探す事はできだとしたらボケる題材を見つける事はできたでしょうか?もし見つからないのであれば、探す対象が明確になっていない可能性があります。今からいくつか質問をします。
『10秒間、周囲を見渡してください』
1・・・・・
2・・・・・
3・・・・・
4・・・・・
5・・・・・
6・・・・・
7・・・・・
8・・・・・
9・・・・・
10・・・・
『それでは、青色の物はいくつありましたか?』
おそらくというか、この質問に正確に答えられる人はいないのではないでしょうか?それでは最後の質問です。
『もう一度、あたりを見回して同じ質問に答えてください。』
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ここまでくればおわかりでしょうか?そうです、もしあなたがボケの題材が見つからないというのであれば、『何がボケの題材になるのかがわかっていない』ということです。つまり、原因は『理解フェーズ』にあります。そんな時は以下の方法に時間を費やしましょう。
1 前提、省かれてる文、予想
いずれも同じ様なことですが、人間というのは『思い込みに囚われている』という話を冒頭にしました。勝手に想像が働いてしまうのです。この勝手に想像してしまう事を探しましょう。それがつまりボケでいうところの『正解』なわけです。
例を挙げます。『1年間付き合った彼氏に振られました。本当に悲しいです』
さあ、この部分には思い込みが隠されています。このセリフを言ってる人です。つまり、『私』にあたる主語の部分が省かれているんです。主語をつけろといってるわけではありません。これを聞いて『女性』だと思い込んでませんか?私は職業柄ラジオをよくきくのですが、ラジオMCがリスナーからの手紙を読み上げる時って、ペンネームだけしか言わない事も多々あります。だから、実際は性別を明らかにしてはいません。それでも8〜9割方の人は『女性』だとおもうでしょうし、実際女だと思います。しかし、事実がどうこうではなく、大半の人が『女性』だと思ってる事が重要なのです。だからもし助手席に同乗者がいたら、
運転手『大変だねレズビアンも』
同乗者『いや、女でしょ(笑)』
などの様なやりとりが成り立ちます。
2 抽象事象を探す
特に形容詞といのは抽象的です。悲しい、辛い、楽しい、嬉しい、イラッとする、大きい、小さい、長い、短いなどがそうです。なぜか?『楽しい』時って、いつ、どこで、誰が、何をしてるときに、とまあ変わってくるもので一概に言えるものではありません。つまり、『抽象的』 なのです。これの具体例ってたくさんありますよね。その瞬間ごとに応じた正解、あるいは、話の文脈から『正解』があるわけです。形容詞はほんの一例にすぎません。
3 質問を探す
TVやラジオ、実際の会話の中で人は質問をします。質問された時というのは、こちらから発信できるチャンスなわけです。このタイミングで相手に予想をさせる(フリを入れる)わけです。ここまでは、聞き役として相手の話が『フリ』になってる事を前提としてきましたが、質問を探すというのは、こちらからボケられる絶好のチャンスであるため、先記しておきます。後ほど解説もしてきます。
4あいづちを打つ
主体的に聴きましょうということです。相づちがなくても話の内容が頭にはいってくる方であれば必要ないかと思います。ですが、頭の中だけで聞いていると、気づいたら別の事を考えてたりする瞬間ってありませんか?話に集中する密度をあげるための対策だとかんがえてください。
フェーズ⑤〜正解を考える〜
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続いてのステップは、正解がすぐに思いついたどうかです。冒頭でも記していますが、『正解』というのは、8〜9割の人が共通に持ってるイメージの事です。『日本の山といえば?』という問いに対し、おそらくほとんどの人が『富士山』と答えるでしょう。これが正解なわけです。ボケを生み出すために、まず正解を考えてください。正解がわからない場合は、問いが抽象的すぎる可能性があります。より具体的な質問を自分に投げかけましょう。すぐに答えのわかる質問がうまくなれば、人にボケるフリを投げかけるのもうまくなります。例えばですが、『お勧めのお店は?』という問いと、『お勧めのラーメン屋は?』という質問だったらどらの方が答え易いでしょうか。これの違いは何か?それを考える事がボケのスキルを向上させるヒントです。
フェーズ⑥ボケる部分とそれ以外を確認〜ボケの発送方法1〜
先ほどの『日本の山といえば』という質問で確認しましょう。ここでいうと『山』を形容している部分が『前提』なわけで、『日本の』がそれにあたります。ここで言うと、正解が『富士山』なので、『山』でボケる必要があり、『関連性』にあたります。言い換えると『脈絡』です。とすると、『山』という脈絡からは逸脱せずにボケを考える必要があり、『日本』をずらす必要があります。ずらすとはどういう事か、『抽象度をあげるという事です』日本をより広い意味で表現すると『国』なわけですね。『日本』の裏側にある国は『ブラジル』です。そこで、『ブラジルで最も認知度の高い山』をボケとして持ってくるわけです。正直、ブラジルの山なんてどこも知りませんが、あくまで考え方としてあげています。つまり、『具体例⇨抽象化⇨具体化』という考え方がボケを生み出すプロセスだという事をわかってもらえればOKです。
フェーズ⑦〜奥行きを考える 〜ボケの発想方法2〜
『日本の山といえば』という問いに対して、ボケを発送する方法として『奥行き』を考える方法があります。この問いの正解は『富士山』でした。この富士山に対して最初に連想する言葉はなんでしょうか。『高い』ですね。これが奥行きを考えるという事です。ここで、『山』という脈絡からは脱線せずにボケるとするならば、『低い』イメージのある山を持ってくるわけです。
フェーズ⑧〜ボケの列挙〜
ここまでで、ボケの発送方法は理解して頂けのではないかと思います。ここで大事なのは、とにかく羅列する事です。これはよくない、あれもよくないではせっかくでてきたアイデアを忘れてしまいます。とにかく、紙でもPCでもでてきた言葉はメモしましょう。人間は言葉から言葉へ連想を繋げていくものです。人の話を聞いていたら別の事を考えてた経験は誰しもありますよね?あれは、相手の話すキーワードから別の何かを『想起』してしまったからです。つまり、アイデアをだすために自分で自分に想起させるのです。そのための方法として、『5w1h』などのフレームワークを活用します。1月〜12月までのイベント、1日のスケジュールなどを思い返してみてください。おもしろい題材が必ずあるはずです。
フェーズ⑨〜査定〜
アイデアがでそろいました。自己評価をしましょう。このボケはおもしろい、このボケはおもしろくない。ご自身で評価してください。その中で特に面白かったアイデアを2〜3個選びます。この時に、それらの面白かったアイデアは、その他のアイデアと何が違ったのかを考えましょう。その要素を導き出すことでボケのスキルは磨かれます。
フェーズ⑩〜 笑い〜
以上のプロセスを踏んで最終的に相手を笑わす事ができればゴールです。ただ、これがたまたま1人にウケたからといって安心してはいけません。バッターの打率と一緒です。10回打って1回しかヒットが打てないんじゃベンチ入りなんて狙えません。また、相手が考え込んだり、戸惑ったりしてしまうとおそらくネタとして微妙です。これも修正を検討しましょう。
第4章 〜会話実践例〜
まずは、ボケるためにどうすればいいのかを考えましょう。
ボケの構造を思い出してください。ボケるには『正解』が必要でした。つまり、正解を予想させる必要があります。それがいわゆる『フリ』です。つまり、会話でボケるためには、そのフリを①相手にもフリ作りを手伝わせてボケる。②自分でフリを作って自分でボケる。このどちらかです。それではまずこちらでフリを作る場合を考えましょう。実際に使った例を紹介します。
(例)居酒屋での店員さんとのやりとり
※このテンプレートの写真は、ぱくたそ(https://pakutaso.com)の写真素材を利用しています。この写真を継続して利用する場合は、ぱくたそ公式サイトからご自身でダウンロードしていただくか、ぱくたそのご利用規約(http://www.pakutaso.com/userpolicy.html)に同意していただく必要があります。同意しない場合は写真のご利用はできませんのでご注意ください。
私『(メニューをみながら)すみません何かオススメの料理とかありますか?』
店員『そうですね、○○なんかオススメです。』
私『なんか想像がつかないけどどんな料理なんですか?』
店員『〜風味でボリュームもありますし人気メニューなんですよ』(頷きながら『なるほど』とかいって詳しく説明させる)
私『なるほど!いいですね!それじゃあ、△△にします』
店員『なんでですか(笑)!』
これはわかったでしょうか?①メニュー選びに困ってる②店員さんの説明を肯定的に聞く この2つが『フリ』になってるわけです。これで店員さんは『この人はこれを選ぶんだろう』と予想したわけです。そんな期待を裏切り別のメニューを頼むことで『ボケ』として成立させるわけです。
続いて、相手からの質問に対してのボケを考えましょう。
(例)自分の好きな話になった時
相手『なんでそんなバスケが好きなの?』
自分『知らないかもしれないけどさ、バスケって、漢字で書くと”籠球”って書くんだよね。』
相手『うん。それで?』
・
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自分『まあ、それとは何の関係もないんだけどね。』
相手『なんで言ったの(笑)』
これは、わかるでしょうか。バスケが好きな理由についての質問に対し、バスケにまつわる知識の話を始めています。これがフリになっているわけです。このフリを入れる事によって相手はどう思ったでしょう?おそらく、『これが何か好きな理由に繋がってくんだな』と予想して聞いてるはずです。なので、その後の『それとは何の関係もないんだけどね』というボケが引き立つわけです。もう一つ同じパターンの例を紹介します。
(例)TVをみてたり会話の中で〇〇というキーワードがでた時
自分『そういえば〇〇って知ってる?』
相手『いや〜、ちょっとわからない。』
自分『え!?マジで言ってんの?』
相手『え、うん。知らない。何それ?』
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自分『まあ、俺も知らないんだけどね(笑)』
これ意味わかりましたか?自分がその知識を知ってる風に話す事がフリになってるわけです。『この人は答えがわかってて聞いてきてるんだろうな』と予想させて実は知らない(ボケ)という構造になってるわけなんですね。
第5章 〜ボケの分類(会話実例)〜
続いては、ボケをパターン分けするという視点からみていきます。
【パターン①】相手と一緒にフリを作る
【使いどころ】相手との距離感を縮めたい時、すかしてる相手を揺さぶりたい時
自分『ちょっとくだらないけどさ、いくつに見える?』
相手『んー、そういうのわかんないんだよね(いや、めんどくさい)』
自分『ヒントだすからヒント、10歳〜90歳の間』
相手『笑、25歳』
自分『おお、おしい。全然違う』
相手『おしくないじゃん(笑)』
これは少し演技力も必要になります。なぜかというと、相手が答えるのを怠そうにしてる場合は、『お願い、お願い1回だけでいいから』などといって、下手にでることで相手を乗せましょう。泳がせる技術が必要です。その時の気持ちはどうでしょうか。『しょーがねーな、こいつは』そんな心の声がきこえてきます。要は、見下しているのです。相手がこの誘いに乗ってきたところに、このボケに引っかかったと思われたらどうでしょうか?相手からしたら下に見ていた奴に引っかかってしまったのですから、この上なく恥ずかしいはずです。笑いにつながり、あなた優位で話を進められるはずです。
【パターン②】応酬
【使いどころ】相手のコメントにオチをつけて空気を変えたい時。
(例①)相手の悲しいコメントに対し
A男『この前彼女にふられた』
B男『うわー、絶対そうなると思ってた。ださいわー、それからそれから?(笑)』
A男『おまえバカにしてっからもう話さねえ!(怒)』
C男『おいやめろよ。かわいそだろ!これ以上聞いたら泣いちゃうよ。なぁ?A男。で、何があったの?』
B男『おい(笑)』
今度は登場人物が3人の複数コミュニケーションです。これはどこが『フリ』になってるかわかったでしょうか。第三者が加わってる分少しフリが強くなってます。まずA男とB男のやりとりでB男がばかにした発言をしています。この『B男のバカにした発言』は『フリのためのフリ』になってるわけです。言ってることわかりますでしょうか。つまり、この文脈があるからこそ、次の自分の発言『おいやめろよ』以降の『フリ』が強烈になるわけです。このフリによって、A男もB男も私は『A男のフォローをするんだな』と予想したはずです。そんな期待を裏切り『で、何があったの?』と聞くことで落差をつけています。
【パターン③】レッテル+質問+ボケ
【使いどころ】相手の話を促進したいとき
自分『A子久しぶりあったのに全然やる気ないよな?』
相手『え〜、そんなことないけど』(明らかにだるそう)
自分『だって、俺を見る目がゴミくずを見るときと一緒じゃん。周りにいる男をすべて見下してる目』
相手『違うわ(笑)』
自分『なんかあったの?』
相手『え、今日さ棚から物取ろうとしたら、首筋ひねっちゃってすごく痛いんだよ!』
自分『おばあちゃんかよ』
相手『うるさい!』
自分『んで新しい仕事のほうは順調?』
相手『うーん・・・・まあ』
自分『ってか、何してるんだっけ?ゴミ収集のババア?』
相手『やってねーわ(笑)』
このテクニックのポイント
①伏線となりそうな情報にレッテルを張っておく
②質問+ボケはセットにしておく
このテクニックは高度なのですが、習得すると大きな武器となります。会話でボケようとする場合、大喜利と違って考える時間をつくるのが中々難しくタイミングを逃してしまうとせっかく思いついたネタもおじゃんです。つまり、会話においてボケようとする場合ほとんど反射で回答する必要があるわけです。ではどうするのか?ボケの題材として相手が提供してくれるネタを使えばいいのです。
この会話例の場合、まず『相手の態度』に対してレッテル貼ります。『ゴミくずを見る目』ですね。次に、『首筋をつった』に『おばあちゃん』というレッテルを貼ってます。この2つのキーワードを組み合わせて『ゴミ収集のババア』とするわけです。
次に、質問+ボケを1セットで行います。かつ、ポイントは質問をしてるのに相手の回答を待たずにボケることです。なぜなら、僕は彼女の本当の仕事を知っていました。ですので、『正解』はわかっていたため、自分でお題を出して自分でボケる1人大喜利みたいなもんです。ただし、大喜利との違いは相手がネタを提供してくれてるという点です。明らかに仕事で悩んでたのでこの後は話をじっくり聞いてあげました(笑)
もう一つ例を紹介します。
【パターン③】レッテル+質問+ボケ
【使いどころ】相手の話を促進したいとき
自分『B子すごい細いよね、小食でしょ?』
相手『いやいやそんなことないよ・・・』
自分『またまた、ほんとはリンゴダイエットしてるくせに(笑)』
相手『ほんとにめっちゃたべるよ(笑)写メみる?』
※このテンプレートの写真は、足成(http://www.ashinari.com/)の写真素材を利用しています。この写真を継続して利用する場合は、ぱくたそ公式サイトからご自身でダウンロードしていただくか、ぱくたそのご利用規約(http://www.ashinari.com/about/050_agreement/)に同意していただく必要があります。同意しない場合は写真のご利用はできませんのでご注意ください。
自分『これを50杯は確かに食い過ぎだね』
相手『1杯だけだよ(笑)』
自分『へー、でもこんなに食ってるのにすごいやせてるよね。なんかスポーツでもやってた?』
相手『今はやってないですけど運動は好きです。』
自分『何やってたの?早食い?』
相手『食いキャラになってる(笑)』
こちらも同様ですね。この場合は写メに対してレッテルを貼ってます。『50杯は食い過ぎ』というボケとレッテルの組み合わせをしてますが、あくまでここはフリになってます。その後の『スポーツなにやってたの(質問)+早食い(ボケ)?』でこのフリを回収する流れになっています。会話というのとても流動的です。つまりどこでボケのチャンスがくるかわかりません。ですから、細かく相手が出してくる情報にレッテルを貼りましょう。声にだしましょう。なぜか?自分自身の記憶に残すためです。情報を記憶してなければ伏線を回収する事はできません。そしてボケがうまく行ったときにはより強く自身の記憶に残ります。それはつまり相手の情報を記憶に残す事と同義です。あなたが人と会うときに相手があなたの情報を覚えていてくれたら嬉しくないですか?それこそが円滑なコミュニケーションに繋がりますし、その積み重ねがあなたのユーモアに対して笑ってくれる人間関係を構築するのです。
エピローグ〜まとめ〜
いかがでしたでしょうか。ボケとはどういう事なのか?
どの様に学んでいけばいいのか?会話で組み込むにはどうすればいいのか?
伝わったでしょうか?
何を学ぶにしても大人になると理論的に体系的に学ぶ必要があります。それはつまり後天的なスキルであり、スキルは磨かなければ落ちていきます。慣れない事を始めるのはしんどいものです。ですが、1度習慣化してしまえばだいぶ楽になります。アウトプットの質も早さもあがってきます。あなたがこのコンテンツを見ているのはなぜですか?何かを変えたいと思うからではないでしょうか。世の中には多くの教材が出回っています。私も色んな教材を購入しました。それらが無駄とは言いませんが、正直買ってよかったかと聞かれると半分くらいでしょうか。なぜか?『このフレーズを使えばうまくいくとか』そういう文言の入ってる教材って応用が効かないんです。ただただ、使いわまして同じ事を繰り返すだけなんです。それじゃ、人としてのスキルはあがりません。ですが、そういう教材を買ったからこそそういう考えに至ることができたんですね。ぜひあなたも、その場しのぎの方法に飛びつかず、その裏にある意図や仕組みに目を向ける様にしてください。