全10章 カスタム投稿タイプとタクソノミー の導入方法⑤
このエントリーは下記からの続き記事です。
今回は「アーカイブページ(カスタム投稿タイプの一覧)を作る方法」についてのエントリー。
このエントリーを読めば、
ここまでに作成した投稿タイプの記事をarchive-“カスタム投稿名”.phpで一覧表示できる状態になります。
※この記事ではテーマSimplicityに沿って話を進めますが、wordpressの仕組み自体はどのテーマも共通しているため、コードの読み込み経路さえわかればあとは同じです。ご参考まで。
使用するファイルの準備
「カスタム投稿記事の一覧」を作成するために必要なファイルをまずは確認します。こちらの記事でファイル名を変更した以下2つのファイルが必要となります。
①archive-wordpress(カスタム投稿名).php
②list-wordpress(カスタム投稿名).php
準備したファイルの修正
あとは、カスタム投稿タイプ専用テンプレートを作成した時と、要領は同じです。
①archive-wordpress(カスタム投稿名.)phpの”list”を”list-カスタム投稿名”に修正
画像の赤枠部分が該当します。
僕の場合 ‘list’→(変更後)’list-wordpress’ ですね。
②list-wordpress(カスタム投稿名).phpの”entry-body”、”entry-card”、”entry-card-large”を”entry-body-カスタム投稿名”、”entry-card-カスタム投稿名”、”entry-card-large-カスタム投稿名”に修正します。
下記の画像赤枠部分の末尾に、「-wordpress(カスタム投稿名)」を付け加えるだけです。
(例)entry-body-wordpress
結果表示の確認
以上の手続きをこなすと、下記画像のように、archive-wordpress(カスタム投稿名).phpで一覧が表示され、かつ、entry-card-wordpress(カスタム投稿名).phpとlist-wordpress(カスタム投稿名).phpの2つが読み込まれた事がわかります。
ちなみに、一覧ページは、管理画面のカスタム投稿記事の”固定ページ”から確認できます。
「Archiveの一覧」部分を削除
この章は人の好みによるかと思いますが、僕は通常の”投稿ページ”と同様の画面表示にしたかったため、list-wordpress(カスタム投稿名).phpより画像の赤枠の部分を削除しました。
アーカイブページのタイトルは、list-wordpress.phpより取得されているため、上のコードを削除すると、下で示す「Archive の一覧」も表示されなくなります。
まとめ
①使用するファイルの準備
→archive-カスタム投稿名.phpとlist-カスタム投稿名.phpの2つを準備
②準備したファイルの修正
→archive-wordpress(カスタム投稿名.)phpおよび、②list-wordpress(カスタム投稿名).phpの修正
③結果表示
→一覧がarchive-wordpress(カスタム投稿名).phpで反映さることを確認
④「Archiveの一覧」部分を削除
→list-wordpress.phpより該当部分を削除
次回記事
次回記事は、
カスタム投稿タイプとタクソノミー の導入方法⑥
〜カスタム記事にカスタムタクソノミー を導入する方法〜についてです。