【※この記事は2019年12月に更新しました】スピーチネタ困ってませんか?アラサービジネスパーソン向けの、ネタ作りのノウハウを知りたい方は⬇︎⬇︎⬇︎こちらよりまとめてます。
この記事は
- 「会社の朝礼スピーチネタをどうしたらいいか悩んでる」
- 「仕事に結びつくネタが思い浮かばない」
- 「ネタが浮かんでもどうやって仕事に結びつければいいかわからない」
- 「そもそも考える時間も余裕もない」
このような悩みのあるあなたに向けて書いています。
目次
結論ファースト
毎回のごとく、先ほどのお悩みに対し、結論から述べていきます。
- 「スピーチネタをどうしたらいいか悩んでる」⇦記事の終わりにネタをいくつかピックアップしました
- 「仕事に結びつくネタが思い浮かばない」⇦記事の終わりにネタをいくつかピックアップしました(あらゆる職種に対応)
- 「ネタが浮かんでもどうやって仕事に結びつければいいかわからない」⇦この記事でそのノウハウを解説してます
- 「そもそも考える時間も余裕もない」⇦ノウハウを学ぶことで、思考停止を防ぎます
ですので、これらの悩みが解消されることが、僕からの読者への期待です。
ステップ①逆算する
何事においてもそうだと思うのだが、一定の成果を求めるような場合、この逆算して考えるという思考プロセスは、絶対に外してはならない。
そして、今回のスピーチは、”職場内での朝礼スピーチ”という状況設定をしているので、その内容が仕事でどう活かされるのか?
という話に繋げることが望ましいと言えますね。
ステップ②テーマを決める
テーマは、会社によって決められてる事もあるが、問題は”テーマが決まっていない”場合。
この問題について、結論を述べると、その時々のトレンドに沿ったテーマがいいというのが僕の持論である。
流行してるニュースについてとか、あるいは季節的なテーマでもいい。
例えば、ニュースの中から自分の興味がある話題をピックアップすると同時に、季節ワードを5〜10個ほど列挙する。
ステップ③情報収集する
テーマとなる候補をピックアップした所で、各テーマについて情報収集をする。
その際に抑えておくべきは、収集したネタを自分の経験をいかに結びつけるか?ということである。
TEDのスピーチ動画・結婚式・職場で他人のスピーチを聞いていると、心に響くスピーチというのは例外なく実体験や解釈が交えられている。
つまり、選んだ”テーマ”を”仕事にどう活かすか”の仲介役として、実体験を入れることこそ、血の通ったスピーチをするための肝となる。
例えば、僕は数あるテーマから”春”というテーマを選ぶことにした。
ちょうどその時期が花見シーズンだったこともあり、”春”というワードを切り口にしてネットサーフィンしていたところ、”桜の花言葉”というワードに遭遇したのでそれを深掘りしていくことにした。
ただし、この時点ではまだ自分の経験と結びつくという感覚はなかったのだけれど、桜の花言葉にはどうやら”心の美”という意味があるらしく。
このワードは僕が足を止めるに値するものだったようだ。
ステップ④思考する
流石にこのままではまだスピーチするまでには至らないので、”心の美”を題材に思考します。
”心の美”と言われて、「あぁ、心の美ね」となる人間はそういないと思うからです。
”心”とは?
というわけで、”心の美”を思考するにあたり、そのワードを分解すると、”心”と”美”という漢字2つから構成されていると考えることができる。
次に、これらを1つずつ考察していくのだが、心とは何か?と問われれば、”人の気持ち”とか、”感情”を表しているのだと思う。
そして、それらが極めて個人的かつ主観的な概念であることを考慮すれば、”心”とは人というか、”個人”のことを指していると考えられる。
”美”とは?
一方で、”美”とは、形容詞で表現すると、”美しい”という言い方になる。
更に、”美しい”という言葉に日常性を与えると、”キレイ”とかそんな表現になると思うのだが、この時は、その”キレイ”と感じた瞬間に遭遇した場面を僕の経験から検索することにした。
例えば、美人とか、綺麗な風景、建物、写真、絵、内観etc・・・とまあとそんな風に自分の記憶を辿っていると、僕が過去に訪れたグランドキャニオンの景色に行き着いたのだ。
”経験”と”キーワード”の結びつきを言語化する
ただ、どうもいかんせん。
確かに僕が見たグランドキャニオンの景色は綺麗だったし、それゆえに美しかったのだが、自分の中で釈然としない。
そしてそれは、”美しい”とか、”綺麗”とかいう言葉が、その時の僕の気持ちを適切に表している様に感じられなかったことに起因していた。
そこで、漠然としていたその気持ちを明らかにするために、その時のことをもう一度思い返してみた。
思い返してみるとその時に僕がの頭の中に浮かベていたのは、「いつか大切な人ができたらその人ともう一度ここに来たい」という思いだった。
畢竟するに、この一連の出来事を俯瞰すると、グランドキャニオンという景色を観たことにより、僕は美しさを感じ、その美しさに感化され、もう一度ここに来たいと考えたのである。
つまり、その当時の僕を、「美しさを感じて動こうとしている」と考えると、”美しい”というよりは、”感動した”という表現が僕の気持ちを適切に表している様に思ったのだ。
この思考プロセスを踏まえ、”心の美とは何か?”という問いに還元するならば、”心”は”個人”を表し、”美”は”感動を促す要素の1つ”と表すことができ、すなわち、”心の美”とは、”感動を促せる人”という解釈の仕方もできるわけです。
仕事へ還元する
ここまでで、スピーチの根幹はすでに出来上がっているが、最後に”心の美=感動を与えることができる人”という見解を今の仕事に繋げてく作業が必要になる。
たとえば、僕がその当時していた仕事は、第二新卒と採用活動中の企業の斡旋であるが、その際には、「大手しか受けたくない」という頑固な求職者だったり、「第二新卒って、就活に失敗した人たちだよね?」と固定観念に縛られた人事担当者にもよく出くわした。
なので、”企業と求職者のマッチング”を円滑に実現するためには、僕自身が、その人達に”何かを感じて動いてもらう”きっかけを与える存在でなくてはいけないのである。
例文① 気づきを仕事に還元する
以上で、スピーチの内容は決まったが、それを”伝える”ための枠組みに整えなくてはいけない。
最後にそれを載せておくので、一つの事例としてスピーチ作成に活かしてみて欲しい。ちなみにこのスピーチは、1分30秒をで喋りきることを想定してます。
今回は、4月ということもあり、”春”というテーマについて話をしたいと思いますが、皆さんは、”春”というと何を思い浮かべますか?
私は”桜”でした。
そして、桜の花言葉には、”心の美”という意味があるそうですが、私なりに、”心の美”とは何か?ということを考えて参りましたので、少しの間耳を傾けて頂ければと思います。
まず、”心”とは人に備わっているものなので、個々人のことをさすと考えられます。
では、”美”とは何か?と考えた時、私は、アメリカ滞在中に訪れた、グランドキャニオンの景色を思い出しました。
ただ、確かに”その景色”は美しかったのですが、それよりも”感動した”という表現の方が適切だと思ったのです。
というのも、感動という字は、「感じて動く」と書きますが、その時の私には、「自分にとって大切な人ができたら、またここを訪れたい」という思いがあった事を覚えています。
つまり、その景色に美しさを感じ、またここを訪れたいと思い動こうとしたのだと解釈しました。
だとすると、”美しさ”は、感動を生む1つの要素であり、”心の美”とは、他者に感動を与える力を持った人であると言い換えることができます。
そして今、私たちがしているこの仕事も、求職者に仕事の良さを伝えて求人に応募してもらう”といった、他者に何かを感じて動いてもら力、すなわち、”心の美”が必要だと思うのです。
ですので、これが全てという訳ではもちろんないですが、他者と関わる際の1つのヒントになれば幸いです。
例文② 学んだことを仕事に還元する
繰り返しになるが、仕事でスピーチをする場合、最終的に、その内容が、どのように業務に活かせるのか?聞き手にとってどの様に役立つのか?を考えて話を組み立てる必要があります。
なぜなら、ターゲットを絞れば絞るほど、内容を作り込みやすくなるからです。
例えば、僕の当時の職種は”営業”でした。そんな時、”一筆書き”という言葉の存在を知り、これが営業に役立つと考えたわけです。
というのも、僕が営業をやってた頃は、結構アナログで、上司も厳しく、外出する前の準備として、今日1日の動きを地図に書き混む様に指導されていたのだが、一筆書きがその作業に一役買うのではないかと考えました。
それをスピーチネタとして話した際の例文を次に紹介しておきます。
ちなみに、このスピーチでは、ホワイトボードを使用しているが、そういう工夫も聞き手を飽きさせない工夫でしょう。
おはようございます。今回は、私が、日々の業務に活かせると感じた知識を1つ紹介させてもらいます。
それは、”一筆書き”です。これは、ある条件を満たした図形は、ひと筆でなぞることができるというものです。
その条件とは、図形の各頂点において交わる線がいくつあるかを数えた時に、①全て偶数である、もしくは、②奇数になる点が2つある、のいずれかです。
とはいっても、今の説明ではよくわらかないので、1つだけ例を紹介します。
(ホワイトボードに以下を作図)
この図形の各頂点における交わる線数えると、ご覧の様になります。
そして、この場合、奇数点が2つあるため、一筆書きが可能となります。
(以下を実演)
では、これをどの様に業務に活かすのかと言えば、私達が営業準備として実施している道順作成に活用できると言えます。
つまり、地図上に、この条件を満たす様な図形を作りルートを考えるのです。それにより、より効率的な訪問が可能となるはずです。
以上、こちらを、皆様の日々の業務にお役立ていただけたら幸いです。
最後に、ネタをいくつかピックアップ
僕が一般企業を経験していたことも影響してか、割とこのブログには朝礼でのスピーチに使い回しできそうなものが多いです。
事務の方から、プログラマーの方までどのような職種であっても共通に使えそうな物を選抜塩きましたので、丸っとパクってもいいですし、「こんなことドヤ顔で言ってるやついたけどこりゃダメですわ。その理由はですね・・・」のような感じで繋げるとオリジナリティがあっていいと思うので、あとはご自由に使っていただければいいと思います。
ネタ①〜ホウ・レン・ソウの際に気をつけること〜
例えば、報告・連絡・相談なんてことは会社員であればどんな職業でも重要ですよね?
それが事務だろうが、営業だろうが、プログラマーだろうが。
にも関わらず、これができてない、気づいてない人は意外と多いです。
そこで、社内のメンバーに注意喚起の意味でネタにするのも良いかもしれません。
ネタ①事実と解釈を分けて考える
転職の達人、motoさんが言うのだから間違いないですね
市場価値が低いリーマンには「伝言ゲームが出来ない」という共通点があるね。事実と自分の意見を混ぜて共有したり、本来伝えるべき点を伝えることができなかったりする。「正しい情報共有」をするためには自分の意見に固執せず「事実」をきちんと受け止めるのが大事。これが出来ない人、意外と多いよ。
— moto (@moto_recruit) November 5, 2019
ネタ②〜物事の優先順位のつけ方〜
これまた、仕事をする上でどの職種であろうが、必要なことですよね?
その意思決定をするためのマトリックスについてネタにしてます。
一般的なツールと異なるのは、僕の場合、「緊急性」のみに注目すべきであることを主張している点です。なので、「ネタ」としては面白いかと。
ネタ②緊急と重要のマトリックス
ネタ③〜無料で使える電子書籍サービス
こちらは、役立ち情報の提供という感覚でネタになります。
「ぜひ、みなさまの知識向上にお役立てください」のような言葉で締めくくると良いのでは無いでしょうか。
ビジネスマンである以上、やはり自身の知識のアップデートは必要ですし、自分の意欲もアピールできます。
また、話しやすさという点で言うと、先の2つより圧倒的に優しいのではないでしょうか?
はい。
と、こんな感じで、僕のブログネタって意外とスピーチのネタになりそうなものが多いので、ぜひ参考にしてください。
以上です。
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