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眠れないのはぜか?〜不眠症の原因を探る〜

なぜ眠れないのか〜不眠症の原因を探る〜

今回のエントリーでは、不眠症の原因についてを探りたいと思います。

これまでに、不眠症の定義、不眠症の症状分類についての記事を投稿して参りましたが、

いよいよその原因を探りたいと思います。

原因がわかれば、その対策がとれるため、

『自分って、不眠症かな?』と疑いがある方は、ぜひこちらの記事でその理解を深めてみてください。

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まずはその全体像から

見出しの通りです。

以下の図で不眠症の原因にはどうの様なものがあるか、いくつかあるかを脳に焼き付けなくてもいいので、さらっと見ておいてください。

不眠症の原因 全体図

ご覧の通り、不眠症の原因と考えられる要因は、以下の7つです。

①睡眠衛生上の問題

②心理的原因

③身体の病気

④概日リズム睡眠障害

⑤精神疾患

⑥睡眠中の異常現象

⑦薬が原因になってる不眠症

では、1つずつ目を通していきましょう。

睡眠衛生上の問題による不眠

第一に、睡眠衛生上の問題が挙げられます。つまり、就寝方法やその環境に改善の余地があると考えます。例えば、最近だとスマホの普及によって、寝る直前まで動画みてたりしませんか?そのような生活習慣が、この睡眠衛生状の問題に該当します。他には、就寝前にお酒をやコーヒーを飲んだり、就寝直前までPCを叩いて仕事したりすることなどもそうです。

心理的な要因による不眠

第二に、心理的な要因が挙げられます。例えば、『仕事で翌日には大事なプレゼンが控えているから、絶対に7時間は寝ないといけない』などの様に、睡眠に対する強い思いがあると不眠に繋がることがあります。不安や緊張、怒りや悲愴感などの様な心理的葛藤を引き起こす感情ですね。

身体の病気が原因による不眠

第三に、身体の病気があります。これはなんとなくイメージつきませんか?腹痛や頭痛など、さほど重い症状でなくとも、眠れなくなる時ってありますよね。そして、アメリカでは、不眠と身体疾患の関連性を評価するための調査が行われています。結果だけ引用しておきます。

A majority of the participants (83%) reported one or more of 11 medical conditions and nearly one in four elderly respondents (age 65–84 years) had major comorbidity (i.e. four or more conditions). Depression, heart disease, bodily pain and memory problems were associated with more prevalent symptoms of insomnia.

(引用:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0022399904000327?via%3Dihubより)

これを訳すと以下の様な感じでしょうか。

『調査参加者の83%が11疾患のうち1つもしくはそれ以上を有していると報告した。また、その回答者のうち4人に1人が高齢者であり、4つかそれ以上の疾患を併発してた。その中で、抑うつ、心疾患、身体痛、記憶障害は、不眠症によく見られる症状として関連がある。』

ただ、どうなんでしょうね?僕も全部に目を通してないからわかりませんが、相関関係はありそうですが、因果関係はあるんでしょうか?。気になる方はリンクを辿ってみてください。

不眠に関連する身体疾患

また、身体疾患が原因の場合、まずはその治療が優先される様です。ただ、補助的に睡眠薬が使われることもあり、ベンゾジアゼピン系(セルシンetc)の睡眠薬や、メラトニン受容体作動薬:ラメルテオン(ロゼレム)などがあります。ただ、ベンゾジアゼピン系は、依存性に関するニュースがありましたし、呼吸筋の緊張を落とす作用もあるため、呼吸器疾患を有している場合は注意が必要です。必ず医師の診断のもと薬を服用しましょう。セカンドオピニオンも忘れずに。

で、心理士の仕事としては、この様な患者さんにCBTで介入することもありますね。

睡眠中の異常が原因による不眠

4つ目は、この睡眠中の異常現象が原因で起きる不眠です。無意識のうちに身体が動いたり、不快な刺激を感じたりして睡眠が壊さます。代表例に、むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群 Restless Legs Syndrome : RLS)、周期性四肢運動、睡眠時無呼吸症候群 (Sleep Apnea Syndrome : SAS)が挙げられます。これらの詳細についてはこの記事では触れませんので、リンク先を参照してください。

精神疾患による不眠

第五に、うつ病、統合失調症、不安性障害などの精神疾患を原因とする不眠があります。特にうつ病の約90%は不眠症状があり、前駆症状ないし残遺症状としても不眠が現れます。不眠症状は、うつ病の中核症状として扱われ、入眠障害が最も多いとされます。なので、ここでのメッセージは、患者がうつ病と不眠を訴えるとき、不眠によってうつ病が生じたのか、その逆かを考えることは結構重要ですよって話ですね。うつ病が原因の不眠は、『急速に悪くなっていき、薬の効果があまり得られない』という特徴があります。また、繰り返しですが、前駆症状や残遺症状として、不眠症が現れている場合、早めに手を打つべきということになります。また、うつ病が原因でないにしろ、不眠が慢性化するとうつ病が起こりやすくなります。そのため、どちらの場合出あるにせよ、不眠症に対しては早めに手を打ちましょう。

概日リズムが原因の不眠

概日リズムとは、概ね1日周期で活動する生態リズムのことをさします。例えば、睡眠、体温変化、ホルモン分泌など、私たちの体内活動などの体内活動をその様に呼びます。環境の変化によって、概日リズムが乱れると、夜眠れず、朝は起れないといった事態になり、社会生活に支障が出ます。これが「概日リズム睡眠障害」です。

薬が原因になってる不眠症

これはつまり、薬の副作用が原因ということになりましょう。例えば、副腎皮質ステロイド剤、中枢神経刺激薬、降圧剤、抗うつ剤、抗パーキンソン薬などの影響で不眠が起こることはあります。

①降圧薬・・・・(例)プロプラノール(インデラル)、アテノロール(テノーミン)etc

②ステロイド剤・・・プレドロニゾン(プレドニン

③中枢神経刺激・・メチルフェニデート(商品名:リタリン、コンサータ)、ペモリン(ベタナミン)、エフェドリン(塩酸エフェドリン)

④睡眠薬・抗不安薬・・・※急な投与中断により生じることがある。エチゾラム(デパス)、アルプラゾラム(コムスタン、ソラナックス)

⑤抗うつ剤・・・セルトラリン(ジェイゾロフト)、パロキセチン(パキシル)、ベンラファキシン(イフェクサー)、ミルナシプラン(トレドミン)

⑥抗パーキンソン薬・・・ベピリデン(アキネトン、タスモリン)、アマンタジン(シンメトレル)

 ちなみに、ミアンセリン(商品名:テトラミド)、トラゾドン(商品名:レスリン、デジレル)、ミルタザピン(商品名:レメロン、リフレックス)といった抗うつ剤は、眠れる作用があるそうです。そのため、不眠の強いうつ病には、そういった催眠特性を持った薬が使われます。

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