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臨床心理学における見立てとは?

※この記事は2020年2月に更新されました

ご機嫌いかがでしょうか。

今回は、「見立て」ってなに?

という声をあげていらっしゃる皆さまのためにその概要をまとめましたので、その理解にお役立てください。

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見立てとは〜定義〜

まずはその定義をバシッと示しておきましょう。

僕なりにまとめると

見立てとはクライエントから得られた情報に基づいて、問題を生じさせている原因や、そこに対するアプローチとしてどのような方略が考えられるのかを集約する作業だと言えます。

ちなみに、カウンセリング全体における見立ての位置づけとしては、基本的にインテークと継続面接の間に行われるものですが、それはあくまで仮説にすぎないため、一定の時期やクライエントの状態によって頻繁に修正されるものです。

簡単にいうと、計画はこまめに見直しなさいよって話。

まあ、だいたいの仕事はそうですよね。

「クライエントの中に何が起こっているのか。問題があるならなぜそうなってしまうのか、どうすれば解決に向かうのか、といったクライエントの状態把握や、問題解決のための道筋を立てることである。しかし、『見立て』とはあくまでも『仮説』であるということを忘れてはならない」

引用:カウンセリング心理学ハンドブック<下巻>より

青戸先生もこんな風におっしゃってますしね。

一方、平木先生はというと

 クライエントが自分が話そうと思っていたことを語り、カウンセラーのクライエントについてのアセスメントがすんだら、相互の信頼関係の中で、カウンセラーは、専門の立場から、それまでに理解したこと、カウンセラーとして考えたこと、問題解決の予測などについて、暫定的見解を伝える。それを専門用語では「見立て」と呼ぶ

引用:カウンセリングとは何かより

ってな感じの定義づけをしています。

で、

この2つの定義を読み比べてみると、青戸先生の定義は、支援をする側、つまり、カウンセラー側の行為として焦点化しています。

一方で、平木先生の定義は、もう少し広範囲に渡ってその「見立て」を焦点化してますね。

つまり、見立ての内容をクライエントに伝えるところまでがその定義に含まれてます。

ですので、これらの定義の共通部分を抽出すると、僕が冒頭に述べた様な定義になるのかなと思ってる次第です。

それと、僕のツイッターでも臨床心理学の知識を図にまとめて発信してます。

気になった方は、↓↓ぜひフォローを

参考文献

最後に参考文献を2冊紹介しておきますので、もっと詳しく知りたい方は検討ください。

①こちらはどちらかというと、「見立て」について詳しく書かれてるわけではありません。タイトルからわかる通り。カウンセリングの全体の流れを勉強したい方におすすめです。

②こちらも、「見立て」専門というわけではないですが、その全体像を把握することができます。概要理解に加えて、もう少し詳しい内容も扱ってます。わかりやすいです。

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