悩み相談とカウンセリングの違いについてまとめました。
もしあなたに悩みがあったとしても、まずははカウンセリングと悩み相談の違いを理解した上でサービスを探してほしい。
それぞれ違いを理解していれば、本当にカウンセリングが必要なのかということもわかるし、カウンセラーを見極める手がかりにもなるからだ。
主な違いは主に3つあるが、以上のような視点を持って参考にして頂けたら幸いです。
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相手との関係性の違い
第一に、相手との関係性において違いがある。悩み相談では、相談者は友人または知人などすでに個人的な関係がある。一方で、心理カウンセリングでは、相談者のカウンセリングを行うという点でのみ関係が成立しており、相談者とそれ以前に個人的な関係があることはない。(多重関係の禁止)
相談形態の違い
第二に、相談の枠組みに違いがある。悩み相談では、悩み相談の形態や時間、所要時間に制限はない。一方、心理カウンセリングの場合、どのような形態で行うか、いつ行うか、時間はどのくらいかなど予め決まっており、それを超えて行われたり、変動することはまずない。
根拠や理論の違い
第三に、話を聞く際によって立つものに違いがある。悩み相談では、自分のこれまでの経験や価値観などに基づいて相談者にアドバイスすることがほとんど。一方、心理カウンセリングでは、個人的な経験ではなく、臨床心理学的知識や技法に則って相談者の援助を行う。