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【ABA療育】マッチング

ABA療育 マッチング

ABA(応用行動分析)を用いた、マッチングという課題を紹介します。マッチングとは、例えば、りんごとバナナを用いて、そのうちどちらかを2個用意し、その片方を子供に渡して同じもの同士を一緒にさせる課題です。

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マッチング課題の全体像から

まずはその具体例を示して、イメージができてからその詳細を明らかにしてきますね。

先ほどのりんごとバナナでマッチングをする場合、以下の図のようになります。療育される子供と指導者が対面でテーブルに座り、用意したバナナとりんごを子供から手を伸ばして届く程度の位置におきます。その際、マッチングさせたい物の内、1つを指導者は手元に持っておきましょう。これで準備は完了です。

マッチング準備

準備ができたところで、指導者は、「一緒にして!」と子供に声をかけながら、りんごを渡します。これは、三項随伴性で言うところの、A(先行刺激)に該当します。

マッチング 先行刺激

指導者は、りんごを渡した後、子供の反応を待ちます。下図の様に、子供が渡されたりんごをテーブルの上にあるりんごと同じ位置に置くことができたらマッチング成功です。この際の、”りんごを置く”という反応は、三項随伴性のB(行動)の部分に該当します。

マッチング 反応

以上の様に、子供がプロンプト(手伝い)なしで、標的行動(りんごを一緒にする)を自発することができたら、褒めるなり、好きなおもちゃを与えるなりご褒美をあげましょう。これが、三項随伴性で言うところC(後続刺激)であり、すなわち”強化”です。

マッチング 強化

以上が、マッチングの成功例となります。この様に、実物を使って行うマッチングのことを3D-3D(実物で行う)マッチングと呼びますが、他にも2D-3D(イラストと実物を使う)マッチングや、2D-2D(イラストで行う)マッチングなどがあります。YouTubeで以下の動画があったので、イメージを膨らませるためご覧になると良いと思います。

マッチングの失敗例

それでは続いて、マッチングを失敗した時の対応を紹介します。先ほどご覧頂いた動画のようにマッチングがバンバン成功すればそれはいいのでしょうが、そうは問屋が卸さない。この課題がうまくできない子供はたくさんいます。では先ほどと同じ図版で確認していきましょう。

成功例の時同様、準備を整えます。

マッチング準備

続いて指導者は、「一緒にして!」と子供に声をかけながら、りんごを渡します。ここまでは成功例と全く同じです。

マッチング 先行刺激

そして、マッチングにおける失敗例とはどういう状態かと言うと、下図のように、机にあるバナナと渡されたりんごを子供が一緒にしてしまった場合です。マッチング 失敗例

問題なのは、この後の反応ですが、結論ファーストで述べると、このような場合、何も反応します。つまり、誤った反応なのですから、強化をするな!という意味です。

マッチング 無反応

そうしたら、一度目線を外し、心の中で5秒程度数え、仕切り直します。そして再度、先行刺激を投入する訳ですが、その前に、重要なことがあります。と言うのも、もし、このまま何も助け舟を出さす、放置したらどうなるでしょうか?また誤反応をする可能性がありますよね?なので、次は絶対に成功させるため、”プロンプト”、つまり、補助付きでこの試行を実施させます。プロンプトには次のような例があります。

マッチング プロンプト

これにより、子供からすれば、バナナに比べ、りんごの物理的距離が近づいたため、労力が減っていますね。なので、このプロンプトによって子供は、りんごのマッチングを成功させる可能性が高くなったと言えます。このように、環境を整えてから・・・・

マッチング 先行刺激

と先行刺激を再投入することで、以下のようにマッチングを成功させることができます。

マッチング 成功(プロンプトあり)

もちろん強化を忘れてはいけません。

マッチング プロンプト 強化

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