マイマップにエクセルシートを読み込ませる方法を紹介してます。
具体的な方法に入る前に、マイマップ の概要説明をしてるので、結論だけ欲しい方は目次から飛んでください。
目次
マイマップってどんなサービス?
まずは、マイマップ って何?と疑問を持たれるところだと思うのですが、これはGoogle先生が無料で提供する位置情報の管理サービスです。たとえば、こんな風に、旅行で行きたいところや、営業先の位置情報を地図上でわかりやすく表示できるものです。
下記はマッピングのイメージ画像です。
グーグルマップってどんなサービス?
さて、
ここで1つ疑問に持たれた方も多いと思うのだが、
「これ、グーグルマップでも別にいんじゃね?」と。
グーグルマップというのは、グーグルのトップ画面開いて右上のアイコンから開けるマップですね。
多くの人がスマホでも使ってるタイプがこちらかと思われます。そして、先ほど程度の機能であれば、こちらでもできます。実は。こんな感じで。
では、何が違うのかというと、カスタマイズの自由度において圧倒的にマイマップ が優れている点。僕が知る限りでは、
”マイマップ ”と”グーグルマップ”で何が違うの?
ここまでの説明だと、同じように感じるかもしれないが、何が違うのかというと、カスタマイズの自由度に違いがある。そして、その自由度は圧倒的にマイマップ が優れているのだ。
僕が把握してる機能の違いを表にまとめた。ご覧になればわかる通り、機能性で言えばマイマップ が圧勝している。つまり、マイマップ を使うことにメリットは、より厳密な情報管理ができることにある。
【用語説明】
①位置付け・・・お気に入りの場所に印をつけておくこと
②リスト化・・・位置付けした場所をジャンルごとに整理して見やすくすること
③共有化・・・自分が作ったマップのURLを発行して他人と共有すること
④写真挿入・・・位置付けした場所に追加情報として画像を添付すること
⑤距離測定・・・位置付けした場所間の距離を測定すること
⑥ルート管理・・・位置付けした場所間の移動ルートをマップ上に表示し記録しておくこと
⑦エリア管理・・・特定のエリアを指定および表示し、マップ上に記録しておくおと
⑧エクセル読み込み・・・エクセルシートで管理された場所リストを読み込み一括でマッピングすること⇦今回紹介するのはこれ
どうやって使いわければいい?
というわけで、グーグルの意図としても、対象ユーザーを明らかにすみわけしていることが伺える。その点を踏まえると、使い分けは次のようになる。
プライベート利用者→”googleマップ”
プライベートで行った「旅行先や、行きたい先を忘れないように記録しておきたい」、「ジャンルごとに位置情報を管理したい」、「それらを友達や家族と共有したい」、ぐらいなら、googleマップで十分だと言える。なぜなら、マイマップ に比べ、圧倒的に手軽だからだ。PCを開く必要ないし。
ビジネスでの利用者→”マイマップ ”
一方、マイマップ はどちらかと言えば、ビジネス向けのようだ。プライベートでここまで情報を厳密に管理したいことは珍しいため、「エリアの優先順位づけをしたいとか」、「ターゲット施設への効率的なルートの管理したい」とか、そういう要望がある人向けだと考えられる。
エクセルシートを活用した一括マッピング
そして、今回最もお伝えしたかった”マイマップ”の有用性は、エクセルシートの読み込みができるという点にある。ここまでの説明通り、マイマップ は”ビジネス色”が強いのだが、僕の営業経験からいうと、だいたい既存にしろ新規を訪問するにしろ、会社側からターゲット先が割り当てられることが多い。そうすると往々にして、エクセルシートで”施設名”、”住所”、”ランク”みたいな情報が付与されて送られてくるわけですよ。しかし、これをマイマップ に1つ1つ入力するのは面倒なわけで、そんな時に、送られてきたエクセルシートをマイマップ で読み込ませれば、手間なく表示できるというわけです。
というわけで、このエントリーの最後に、その方法を紹介しておきます。
エクセルシートの確認
ここでは、仮にこんなリストが送られてきたとしましょうか。ターゲットの名称、住所、ランクが入力されてます。これをマイマップ に読み込ませて情報を一元管理します。
マイマップ を開く
まずは、リンク先よりマイマップ を開き、トップ画面の左上にある”新しい地図を作成”を選択する。画像の青枠で囲った部分。
エクセルシートの読み込み
すると、このような画面に移行するので、続けて、赤枠で囲った”インポート”を選択する。
以下のように画面が切り替わったら、中央にある”パソコンからファイルを選択”をクリックする。
デスクトップから、先ほどの”顧客リスト”であるエクセルシートを選択し、ファイルを読み込ませます。
マッピングするための情報選択
無事にファイルが読み込まれると、以下のような説明文と選択項目が表示されるので、”住所”にチェックを入れ、”続行”をクリックする。
続けて、別の説明文と選択欄が表示されるので、今度は、”ターゲット名”にチェックを入れ、”完了”をクリックする。
以上の手続きでマッピングが無事完了です。
補足
ドロップピンを選択すると、”ターゲット名”、”住所”、”ランク”が確認できますね。あとは、必要に応じて、ランクごとに、リスト分けしたり、情報を書き加えたり、ルート管理できるので、ご自身の好みに合わせてカスタマイズできます。そのあたりの細かいことは、リンク先で丁寧に説明されてるので参考にすると良いかもしれません。最初は面倒だなと感じるかもしれませんが、慣れればものすごい簡単です。