gtmを使ってブログの読了率測定する

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※この記事は2018年に公開したものです。

ブログを始めてから1年程経ちますが、訪問者が記事をどこまで読んでくれてるのか気になり始めたので、その分析方法を記事に残しました。

 

前提

 

基本はGoogle アナリティクスで記事ごとのデータが見れるような状態になってる必要があります。そのためには、

 

①Google Analyticsの設定が完了してる

Googleアナリティクスの導入・設定方法と活用のポイント【初心者向け】|アクセス解析ツール「AIアナリスト」ブログ
Webサイトを作成すると、Webサイトを訪問する人がいるのかが気になります。Googleアナリティクスを導入すると、ユーザーのサイト訪問状況などが把握できます。 この記事では、Googleアナリティクスの導入方法と同時行うべき設定について解...

 

②Google タグマネージャー の設定が完了してる

Googleタグマネージャを5分で解説!今日から始められる初期設定ガイド | LISKUL
Webマーケやサイト制作界隈で次第に認知されてきている「タグマネージャー」。「そもそも使い方が分からないから手を出しにくい」と、精神的な導入障壁が高いのではないでしょうか。今回は、タグマネージャーの中でも無料で使用でき、解析ツールなどとも相...

 

②Google タグマネージャーで記事の離脱測定を設定してる

その記事最後まで読まれている?ページの読了率をGoogleTagManagerを利用して取得する方法のまとめ - ゆとりずむ
こんにちは、らくからちゃです。 ここ最近、Googleより『低品質なコンテンツは検索順位下げるからね!』という大本営発表が出されました。 以前より、Googleの検索順位については『コンテンツの量が長ければ長いほうが良い』、俗に長文SEOと...

 

以上3つが完了してる必要があります。この記事では特に触れないため、僕が参考にさせて頂いた記事を貼り付けました。

 

分析したい記事の選定

 

それでは、ここから具体的なプロセスを推し進めます。

まずは、分析したい記事を選定する必要があるわけですが、下記のエントリーを例にして説明します。

404 NOT FOUND | 社会と人にかかわるヒント
人間関係についての考え、コミュニケーション、社交術のtips

 

※2019年1月より上記のやり方から、下記リンク先での方法に変更しました。こちらに切り替えたことにより、GAとGTMのダブルカウント問題は解消されてます。

Googleタグマネージャで「どこまで読んでもらえたか」を見出し要素で計測する方法
ページや記事の、どの見出しまで読んでもらえたかを見出し要素と見出し要素内のテキストをタグマネージャで取得し、Googleアナリティクスにイベントとして記録する方法をキャプチャ画像を使って詳細に解説しています。

 

見出しを並べる

 

上記エントリーの見出しを分解すると次のようになります。

 

・記憶の構造について

・情報を長期記憶に移行させる手順

・ある心理学実験

・記憶術

 

各見出しのイベント数を把握する

 

Googel Analyticsより、”イベント”⇨”概要”⇨イベントアクション⇨scrollPointElm⇨”イベントラベル”まで進みます。

 

すると、見出しごとにイベント数を把握することができるので、エクセルか何かにまとめておきます。

 

問題箇所を修正しても、その数字を追わなければ変化がわかりませんし、その数字の変化は自分で追う必要があるからです。

 

(例)

①記憶の構造について⇨100

②情報を長期記憶に移行させる手順⇨80

③ある心理学実験⇨60

④記憶術⇨50

 

離脱率の計算

 

この並べた数字を基に、離脱率を計算します。

 

離脱とは、ブログ訪問者が記事を見るのをやめることで、離脱率は、見るのをやめた人がどのくらい存在したかを示す数字です。

 

これを見出しごとに計算します。公式は下記の通りです。

 

見出しの離脱率=(”その章のイベント数”-”次の章のイベント数”) ÷”その章のイベント数”

 

この公式を使い、見出し①の離脱率を計算すると・・・・

 

①記憶の構造について⇨100

②情報を長期記憶に移行させる手順⇨80

見出し①の離脱率=(100-80)÷100=20%

となります。

 

 

見出し別に比較

 

同様の計算を見出しごとに行うと、離脱率は下記のようになります。

 

①記憶の構造について⇨100(離脱率20%)

②情報を長期記憶に移行させる手順⇨80(離脱率25%)

③ある心理学実験⇨60(離脱率16%)

④記憶術⇨50

 

つまり、このエントリーを修正するのであれば、

まずは離脱率25%の見出し②を最優先すべきという結論が得られるわけです

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