全10章 カスタム投稿タイプとタクソノミー の導入方法③
このエントリーは下記記事からの続き記事です。
今回は「カスタム投稿タイプの専用テンプレート作成方法」についてのエントリーです。
このエントリーを読めば・・・・
個別投稿記事をsingle-“カスタム名”.phpで表示できるようになります。
※このテンプレートの作成は、テーマSimplicityを使ってますが、wordpressの仕組み自体はどのテーマも共通しているので、仕組みがわかればテーマが変わっても同じです。
編集するファイルの準備
ファイルを準備するにあたり、下記の記事を参考にしました。Simplicityのテンプレート構造を理解したい方は勉強になります。今回のケースでは、用意するファイルや手続きが異なっていたためその手順を記録に残しましたが、ベースはこちらです。
また、前提として僕の場合、全てローカル環境で動作確認をした後、FTPでファイルをサーバーにアップロードしてます。
それでは話を戻し、作業を進めます。
まずは、Simplicity2の親テーマより、下記の赤枠で囲ったファイルを、子テーマに全てコピペして配置してください。
パーマリンク設定をする
続いては、パーマリンク設定です。先ほどのファイルをコピペしただけでは、ページが表示されません。そこで、”設定”→”パーマリンク”から下記のページにすすみ、”カスタム構造”にチェックを入れて保存してください。この状態でカスタム投稿タイプから記事を作成しているのであれば、とりあえずそのページが表示されます。
準備したファイルの名前をカスタム投稿用に変更する
今の状態だと、投稿記事は、single.phpファイルで表示されます。
そこで、以下の手続きが必要になります。
先ほど子テーマにコピーしたファイル名を「ファイル名-カスタム投稿名.php」に変更して保存します。僕の場合は次の通りです。⑤番だけ少し異なるためご注意ください。
①endry-body.php→(変更後)endry-body-wordpres.php
②endry-card-content.php→(変更後)endry-card-content-wordpress.php
③entry-card-large.php→(変更後)entry-card-large-wordpress.php
④entry-card.php→(変更後)entry-card-wordpress.php
⑤index.php→(変更後)archive-wordpress.php
⑥list.php→(変更後)list-wordpress.php
⑦single-page.php→(変更後)single-page-wordpress.php
⑧single.php→(変更後)single-wordpress.php
以上の手続き後更新を行うと、テンプレートファイルがsingle-wordpress(カスタム投稿名).phpで読み込まれます。これで、”カスタム投稿タイプ専用のテンプレート”で投稿記事を表示”させることができました。
因みに、このテンプレートを表示には、『Show Current Template』というプラグインを使ってます。今後の記事でも触れますが、早めに設定しておくのが望ましいです。
まとめ
①編集するファイルを準備する
→全8ファイルを親テーマから子テーマにコピペ
②パーマリンク設定をする
→”設定”より”パーマリンク”を選択し、”カスタム構造”にチェックを入れる
③準備したファイル名をカスタム投稿名に変更する
→「ファイル名-カスタム投稿名」の形に変更する
次回記事
次回記事は、
カスタム投稿タイプとタクソノミー の導入方法④
〜カスタム投稿タイプの専用テンプレートにその他テンプレートを読み込ませる方法〜についてです。