マーラーの分離・固体化理論(Separation-individuation theory)

マーラーの分離・固体化理論

分離・固体化理論(Separation-individuation theory)についてのまとめ。

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分離・固体化理論

分離・固体化理論とは、マーガレット・マーラー(M.Mahler)が母子の実験室観察に基づいて提示した発達理論。乳児が母親との一体感から徐々に分離していく過程を4つに分けた理論

マーラーの発達段階

分離・固体化期は、マーラーの発達段階の下位分類であり、時系列としては、未分化期の後に来る。全過程はほぼ36ヶ月かかり、分離・個体期だけで言えば、31ヶ月で完了する。

未分化期

期間は、1〜4ヶ月で、正常な自閉期と共生期の総称。

正常な自閉期(1-2ヶ月)

自己と外界の区別がなく、生理的な反応のみが支配されている時期。

正常な共生期(3-4ヶ月)

自己の内界への曖昧な注意が換起され、緊張状態では外界へ関心を払う、母子が一体化した状態。外的刺激に対して微笑反応が生じる。

分離・固体化期(5−36ヶ月)

分化期、練習期、再接近期、固体化期の総称。生後5ヶ月頃から始まるのが特徴。

分化期(5−8ヶ月)

母親を対象として認識し、母親を特定化する。

練習期(9−14ヶ月)

基地として母親を捉え、母親から離れ近くを動き回り探索する。

再接近期(15−24ヶ月)

母親のもとから離れることに不安を感じることが再び強くなり、積極的に母親に接近し、後追い行動をとるようになる。また、急に飛び出して、母が追ってくれるかを確かめるようになる(分離不安)。すなわち、分離不安がもっとも高まるのは、この再接近期である。

固体化期(24−36ヶ月)

母親の不在に耐え、母親から離れて他の子供と遊ぶようになる。

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