精神疾患のある患者に、服薬や入院を強いることは人権侵害なのか?

「精神疾患には、統合失調症など本人の病識に欠けるものが少なくないが、病気であっても本人の意思に反して服薬や入院をさせることは、人権の侵害であるという意見がある」これに対して、僕の意見をまとめました。

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結論と理由

単刀直入に言う。病気であっても本人の意思に反して服薬や入院をさせることは、人権侵害であるという意見に僕は反対だ。なぜなら、最優先されることは患者の寛解だからだ。その根拠は、服薬・入院の有無と寛解の可否を組み合わせをして結末をシュミレーションである。具体的には、①服薬・入院せず寛解する、②服薬・入院して寛解する、③服薬・入院するが寛解しない、④服薬・入院せず寛解もしない。以上4パターン。順に説明していく。

①と②のケース

人権侵害というと、患者の意思に反して、服薬・入院させた第三者が悪人であるかの様な印象を受けるが、この言葉には、支援者がその判断をするまでの過程が考慮されていない様に感じる。なぜなら、当然支援者も患者の希望に沿った上での感慨が最も望ましい形であると思ったはずである。つまり、上記の①の選択したのではないか。にも関わらず、②の服薬・入院を強いるのは、それをせざるを得なかったのだと推測される。例えば、家族以外の人間にも迷惑をかけてしまった場合や、患者のサポートが家族の許容を超えてしまった場合が考えられる。故にこの②の選択に至ったのではないか。

③と④のケース

逆に最悪なのは、寛解しない状態だと言える。特に④の服薬・入院せず寛解しない場合。なぜなら、③の服薬・入院しないで寛解しない場合であれば、それまでの取り組みを鑑み修正することができる。一方、④の患者が入院せず、寛解しない場合は、先に説明した様に、支援者である家族にも負担がのしかかることになる。その影響を考慮すると、最悪なのは、家族も患者の支援に耐えられなくなり、患者に暴言をはいたり、暴力行為をしてしまうことではないか。特に、統合失調症などは、自殺企図を抱くため不安材料が多すぎる。

まとめ

以上の様に、④の患者が入院せず寛解しない場合を想定すると、最悪の場合患者が自殺することもありうる。であれば、服薬・入院は最良の選択ではないか言える。故に、僕は、この選択を人権侵害だと主張する人達とは立場を異にする。最悪のケースの場合の対処があるというのなら話は別だが。

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