人とコミュニケーションをとる上で、「相手の考えを読み取る」という行為は絶対に避けられないと常々思う。考えを読み取るとという事は、相手の目的・欲求・感情を理解する事に繋がるからだ。そこで、今回のエントリーでは、”相手の考えを読む”ための具体的な方法を紹介しておきたい。
その意図は、人の期待に答えたい時、あるいは、人の思い通りになりたくない時に考えを読み取ることができれば、”自分の行動をコントロールできる”からだ。と、そんなことを考えていたら、”意図を汲み取る”行為が、僕の中にあった別の言葉と結びついたのだ。
それは、”例外になる”だ。
”例外になる”とは
”例外であれ”というのは、ザ・ゲームという小説の中で、その主人公がよく口にする言葉だ。簡単に言うと、”その他大勢になるな”とか、”少数派になれ”とかそんな意味。
ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル (フェニックスシリーズ)
”意図を汲み取る”こととの繋がり
で、”考えを読み取る”ことと、”例外になる”ことのどこが通じてるのかというと、直感的に浮かんだ情報を感じとる作業が必要という事だ。これが”メタ認知”だと言える。事例はいくつかあるが、今回のエントリーでは一つだけ紹介しておきたい。
具体例〜炎上ツイート〜
下の画像は、大竹さんが過去に藤井4段を攻撃したツイート。
このツイートの初見に僕の中に浮かんできたのは”怒り”だった。『一体何を勝手な事を言ってるんだコイツは』と。
コメント欄にも同様の感情を抱いであろう人達のコメントと、リツイートの数。
しかし、芸能界でここまで生き残ってる人が、『自分の発言を聞いた人がどう思うか?』を考えないだろうか。否。承知の上だろう。つまり、この発言の意図は、『聞き手、読み手の感情をあおること』だったと言える。
感情に流されてはいけない
意図を読み取るプロセス
以上は一例に過ぎないが、”意図を読み取る”とは、『ある対象から自然と頭に浮かぶ感情やイメージを認知する』ことだと言える。”意図を読み取る”と聞くと、意識ごと”相手”に引っ張られてしまうが、実は、対象を感じつつも意識は自分にある状態なのだ。そして、その状態こそ、”例外である”ため入り口でもあるのだと思う。